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【海外発!Breaking News】末期がんの母、結婚する娘へ思いを込めたウエディングシューズを贈る(英)

TechinsightJapan / 2019年3月17日 21時12分

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今年の夏に挙式を控えている女性が、亡き母親から思わぬサプライズを受け取った。娘の結婚式当日まで命が持たないだろうと予期した末期がんの母親が、娘のウエディングシューズに素敵なメッセージを残したのだ。『BBC News』『Metro』などが伝えている。

英レスターシャー州ギブワース・ボーチャンプに住むエマさん(38歳)は2016年に恋人リチャードさんと婚約し、今年8月に挙式を控えていた。

ところが婚約から1か月後、エマさんの母親が末期の肺がんであることが発覚した。エマさんは母親に自分の結婚式の日まで生きていてほしいと願っていたが、その望みは叶うことなく2017年に帰らぬ人となってしまった。

亡き母後、悲しみに耐えながら挙式の準備を進めてきたエマさんだったが、今年の3月9日に思いもよらないサプライズを受けた。この日、注文していたウエディングシューズが郵送で届いたのだが、靴の裏には亡き母からのメッセージが綴られていたのだ。

「あなたの結婚式に、何かプレゼントをしたいと思っていたのですが、この靴をプレゼントすることにしました。どうか素晴らしい結婚式になりますように。たくさんの愛とハグを込めて。母より」

実は、このサプライズを婚約者のリチャードさんは知っていたという。エマさんの母親は自分の余命が長くはないと悟った時に、こっそりと注文先に連絡をしていた。この靴をカスタマイズしたオンラインショップ「Lace and Love」の経営者アマンダ・ウェイズさんは、エマさんの母親から連絡があったことを振り返り、このように語った。

「最初の注文から数週間後に、エマさんのお母様からメールを頂いたんです。そこには『自分はがんで、娘の挙式には出席できそうにない。娘の代わりに靴の代金を支払いたい』とあったので、私が『もう代金の半分は頂いています』と話すと、『私に全額支払わせてほしい。娘が靴を受け取った時に、そのお金を返金してやってもらえないか』と言われたのです。彼女の口調から、もう長くはないのだと悟りました。式に出席してほしいと願っていたエマさんの気持ちをお母様は知っていただけに、靴の裏に書かれたメッセージでもって天国からエマさんの結婚式を見守りたいという気持ちがあったのでしょう。エマさんにはまるでお母様とヴァージンロードを歩いているかのように、この靴を履いて穏やかな気持ちで挙式を迎えて頂きたいと願っています。このような素敵なサプライズギフトを手掛けることができて光栄です。この一足は、私の中でも最も感動的な作品と言えるでしょう。」

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