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【海外発!Breaking News】FacebookでNZ銃撃犯を支持するコメント 投稿した男を英警察が逮捕

TechinsightJapan / 2019年3月19日 10時1分

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インターネット上で特に匿名となると、罪の意識もなく人を傷つけたり犯罪を助長しかねない発言をしてしまう人がいる。このほどイギリスで、ニュージーランド銃撃犯を支持するようなコメントをSNSに投稿した男が逮捕された。『The Sun』『Metro』などが伝えている。

今月15日にニュージーランドで起きた銃乱射事件で、白人至上主義者を主張するオーストラリア出身のブレントン・タラント(Brenton Tarrant、28)が逮捕された。ブレントンは2か所のモスク(イスラム礼拝所)で銃を乱射し、少なくとも50人もの尊い命を奪った。

犯行に至った詳しい動機などは明らかにされていないが、ブレントンは犯行前にニュージーランドのアーダン首相の事務所や報道関係者に反移民とも取れる内容の文書を送っていた。

ブレントンは犯行の一部始終をヘッドマウントカメラで撮影し、Facebookでライブ配信までしていた。その17分間の動画はネットユーザーにより複製されてSNSで拡散。Facebookは公式Twitterアカウントで、事件発生後24時間で150万件のコピーされた動画を削除したことを明らかにしており、そのうちの120万件はアップロードの段階で削除したという。

事件発生後のSNSには悲しみに暮れるコメントが多く投稿されたが、イギリスでは16日の午後1時43分にグレーター・マンチェスター警察がオールダムに住む24歳の男を逮捕した。

この男はブレントンの犯行を支持するようなコメントをFacebookにアップし、「悪意のある投稿」をしたという理由で逮捕に至ったという。同署のスポークスマンは次のような声明を出している。

「これは人々にとって非常に難しいことと言えます。今回ニュージーランドで起きた事件は世界中に大きな衝撃を与えました。多くの人々がショックをうけ、心配をぬぐえずにいます。」
「このような時だからこそSNSや地域社会に、私達が一緒になって立ち上がらなければなりません。人々が善悪の境界を越えてしまうようなことがあれば、私達は法に則って逮捕、起訴に踏み切るという強固な行動を取るつもりです。」

なお、事件のあったクライストチャーチでは今も多くの人が訪れ、花やメッセージを添えて哀悼の意を表している。

画像は『The Sun 2019年3月16日付「HATE POST Man, 24, arrested in Greater Manchester for supporting New Zealand terror attack on social media」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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