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【海外発!Breaking News】亡き飼い主を病院玄関で待ち続けたアルゼンチンの“忠犬ハチ公”

TechinsightJapan / 2019年3月20日 10時11分

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かつて渋谷駅に通い続けた忠犬ハチ公は、亡くなった主人の帰宅を待ち続けたことであまりにも有名だ。このほどアルゼンチンで、ラブラドール・レトリバーが二度と帰ることのない飼い主を待ち続けたことが話題になっている。『Metro』などが伝えた。

アルゼンチンのサン・サルバドール・デ・フフイにある病院エントランスで、6歳の雄のラブラドール・レトリバーが保護された。“トト”という名のこの犬は、1週間ほど病院エントランスの扉の外におり、そこから離れようとしなかった。

実はトトの飼い主である男性は1週間ほど前に病院に搬送され、ここで亡くなってしまった。男性は息を引き取る前、最期のお別れができるようにとトトを一緒に連れて来ていたという。

そして集まった家族や親戚に、“その時”が来たらトトを枕元に呼んで欲しいとお願いしていたのだ。ところが男性が亡くなった時、家族らは悲しみに暮れていたせいでトトにまで気がまわらなかったのだろう。トトを病室へ連れてくる者は誰もいなかった。

男性が亡くなったことを知らないトトは、大好きな飼い主が病院エントランスのドアを開けて自分を抱きしめてくれることを心から信じているようだ。しかし、1週間待ってもトトの願いは叶わなかった。

その間、トトの世話をしていた近隣住民は「いつか必ず飼い主が帰ってくるとトトは信じているように見えました」と話している。

トトはその後、見かねた地元の動物保護団体によって保護されたが、同団体のファティマ・ロドリゲスさん(Fatima Rodriguez)はこれから新しい飼い主を探す予定だと明かした。

なお、里親になる条件として「トトが病院に戻ってくる可能性があるため、外に逃げ出さないような環境でなければならない」という。トトは前足に問題があるため動物病院で手術を受け、去勢手術も行った後に里親探しが始まるようだ。

地元の報道によるとトトはとても行儀がよく、挨拶をしに来た人々に嬉しそうに尾を振って歓迎するという。そんなフレンドリーなトトであれば、すぐにでも新しい飼い主が見つかることだろう。

画像は『Metro 2019年3月16日付「Loyal labrador waits for owner outside hospital not knowing he is dead」(Picture: CEN/ Twitter)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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