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【エンタがビタミン♪】和太鼓グループ彩 -sai- 生涯年収4億6000万円を捨て極貧生活から現在までを赤裸々に語る

TechinsightJapan / 2019年3月23日 16時5分

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映画『帝一の國』(2017年4月公開)で菅田将暉ほかメインキャスト陣のふんどし姿が話題になった和太鼓シーン、さらに白石麻衣が和太鼓を叩いてスカパラとコラボしたキリン『氷結』のCM「あたらしくいこう 2018 和太鼓」編などに関わっているのが和太鼓グループ彩 -sai-だ。3月20日放送のバラエティ特番『水トク!「その他の人に会ってみた」』(TBS・MBS系)では、この和太鼓グループ彩 -sai-の代表を務める葛西啓之を中心に極貧生活から大逆転するまでのエピソードを取り上げた。

東京大学を卒業して電通に入社というエリートコースを進む葛西啓之には、生涯年収4億6000万円の前途が約束されていた。ところが彼は、大学時代に立ち上げた和太鼓サークルが忘れられず、電通を退社してその生涯年収を捨てた。怒った両親からは勘当されてしまう。

和太鼓の仲間たちとアパートで極貧生活を送り、路上で和太鼓のライブをしている時に地域のおばちゃんから差入れしてもらったレタス1玉がその日の食事ということもあった。

ある時、葛西は一計を案じてメンバー全員にブログを更新するように指示した。「バイト禁止令」まで出して毎日ブログを更新したことで「和太鼓」とネット検索すると「和太鼓グループ彩 -sai-」が上位表示されるようになった。

すると当時放送されていたお昼のバラエティ『笑っていいとも!』のスタッフが検索して、「和太鼓グループ彩 -sai-」を見つけ出演をオファー。彼らはスタジオアルタでタモリを前に『ウキウキWATCHING』を和太鼓や篠笛で演奏したのである。



『水トク!』からインタビューを受けた葛西は、当時のことを「『笑っていいとも!』の木曜日最終回、それが大きなきっかけになりましたね」と振り返る。

それからマクドナルド『とんかつマックバーガー』のCMをはじめミツカン『追いがつおつゆ』、『モンスターストライク』、キリン『氷結』などのCMに出演や楽曲提供して注目され、2017年にはイタリア・セリエA「ユヴェントス×ローマ」の試合前にスタジアムのど真ん中でパフォーマンスするまでになった。

2018年の年商は約1億円で、葛西は「前職時代に比べて収入は安定していないし“日々戦い”だが、後悔は全くしてない。逆にあの時、この道を選んでなかったら一生後悔していたのではないか」という。

和太鼓グループ彩 -sai-は、和太鼓の演奏以外にも一日警察署長や『かつしかフードフェスタ』公式PR大使を務め、バラエティ番組にも出演している。葛西は勘当された両親とも和解しており、今ではライブに足を運んで応援してくれるそうだ。

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