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【エンタがビタミン♪】中山咲月、性別を超えて「好きなものに突き進んでいく姿は美しい」

TechinsightJapan / 2019年3月25日 13時33分

【エンタがビタミン♪】中山咲月、性別を超えて「好きなものに突き進んでいく姿は美しい」

有村架純主演のドラマ『中学聖日記』(TBS)の登場人物、原口律(演:吉田羊)はバリバリと仕事をこなすキャリアウーマンだ。その原口はバイセクシャルでもあり、バーテンダー・青山更紗と親密な関係になる。その青山を演じたのが、メンズ服を美しく着こなすモデルの中山咲月(なかやま さつき)だ。出演シーンは多くはなかったものの存在感を示した中山は、13歳でモデルデビューしてから雑誌や広告で活躍している20歳。性別を超えた魅力を放つ中山が、動画の中で自身の性別や人生観について率直に語っている。

モード誌でモデルとして注目を集め、役者としても活動する中山咲月が出演する動画「We are BeauTiful.」は、中山がフリーマガジン「TOKYO VOICE」本誌で語った“重みをもって紡がれる言葉”や“アイデンティティと向き合う美しい生きざま”に、ワコールが共感し映像化したもの。3月11日よりWeb上で公開されているが、3月8日から3月17日まで渋谷スクランブル交差点大型街頭ビジョンや原宿表参道ビジョンでもオンエアされた。



渋谷・原宿・台場で見せたさまざまな表情の中山を映し出す動画は「中山咲月です。モデルを本業にしてて…」という自己紹介から始まる。続けて「最初は“やめたい”って思ってました。ただ与えられたものを着るだけで、あれ、なんかちょっと“おかしいかも”って思った」と可愛らしい服やスカートなど“与えられた服”に違和感を覚えた過去を振り返る。「初めてメンズファッションを見た時、これ女の人着てないけど“これ私、すごい好きだな”って思えて。そういう服を着るようになってからは、前向いて歩けるようになったというか」とメンズ服にしっくりくる自分や、自信を持てるスタイルを発見したことを告白した。



そんな中山は、自身の性別について「“ひとことで表せる言葉”がないといけないなってずっと思ってた」と話す。逆に言えば、ひとことで表せる言葉が見つからないのだろう。「最近は“どういう性別なの?”って聞かれた時に、“『中山咲月』で覚えてください”って言えたらいいなって思ってます」と明かした。男性でも女性でもなく『中山咲月』。まさに性別を超えた魅力を放ち、潔く凛とした中山の姿勢が垣間見えるようである。



「男も女も好きになるわけではないし、恋愛感情が自分の中にないのかもしれないと思って、ネットで調べたんです」とも話した中山は、ネット上に同じ悩みを持っている人が大勢いることが分かり、ほっとしたそうだ。撮影時に行われたインタビューでは「良い意味でも悪い意味でも人にあんまり興味がありません。結局気がつくと自分自身のことばかり考えてる時間が多いので、自分自身をちゃんと愛せるまでは人を愛せないのかなって思います」とも胸中を語った。



中山は「美しさって何だと思いますか?」という問いに、「私が思う美しさは、ずっと追求してくことだと思います」と答えてから、「自分の好きなもの、似合うことに対してずっと突き進んでく姿はすごい美しいって思います。見た目とか関係なしに誰に何を言われようとも、突き進んでいけるその姿勢っていうのが美しさなんじゃないかなって思います」と語った。中山は気づいていないかもしれないが、まるで自身のことを指しているようだ。



動画は「私は…中山咲月」というきっぱりとした言葉で締めくくられる。中山が自身について隠すことなく堂々と語ったこの動画には「カッコよすぎる」というコメントが寄せられている。



(TechinsightJapan編集部 高沢みはる)

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