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【エンタがビタミン♪】『紅』や『糸』『366日』まで “演歌界”の底力見せつけた『ミリオンヒット音楽祭 演歌の乱』

TechinsightJapan / 2019年3月28日 13時37分

ただ、同番組の真骨頂はキーが高くて難しい曲を歌いこなせるというだけでなく、その先に見える「演歌歌手の底力」にありそうだ。

なかでも大御所・五木ひろしがピアニストの清塚信也が弾くピアノとコラボして歌った、中島みゆきの名曲『糸』にそれが感じられた。

ゲストの立川志らくは、オンエア後にTwitterで「中島みゆきの中で五木ひろしが遊んでいた。そしてポップスを演歌で包みそれをクラシックのピアノが中和させ素晴らしいエンターテイメントが誕生した。自分の世界に持って行きながら相手の世界を際立たせる。これが出来るのがセンス。五木清塚に脱帽」と振り返っている。



他にも若手ながら大江裕の歌には彼の世界に引き込む「味」があり、『ハナミズキ』や『チェリー』でさえ自分のものにしていたのだ。



そうした意味で藤あや子による『366日』はHYの仲宗根泉が「藤さんレベルだったら余裕で歌えますよ」と太鼓判を捺すだけあり、音程の高低差を歌いこなしたうえに森崎友紀のピアノとあいまって「藤あや子ワールド」を醸し出していた。

放送では聴き入っていた志らくが「本当に文句なしです。どうどうと歌っているように見えて、どこかにこの歌に対する怯えみたいなのがある。それが色気に変わってるようで、聴いていてたまらないですね」と絶賛、彼女から「本望です…」と色香たっぷりにお返しがあった。



さらに大トリを務めた細川たかしは武田真治のサックスとコラボして小柳ゆきの『愛情』熱唱、ハイトーンの「トゥルーハート」を伸び伸びと歌う姿はまさに「底力」を思わせるものだ。



これには志らくも度肝を抜かれたようで、「御大に対してこんなことを言うのは失礼ですけど、あなたはいったい何なんですか?」「もう日本希代のエンターティナーですね! 『トゥルーハート!』と歌う度に涙がぶわーって出てくる」と明かしていた。

演歌歌手と言えば昨年の「NHK紅白歌合戦」で中島みゆきの『時代』を歌った島津亜矢が注目を集めているが、『演歌の乱』からも演歌歌手のポテンシャルの高さが感じられ、音楽界に新たな流れを起こしそうな勢いである。

画像は『武田真治 Shinji Takeda official 2019年3月27日付Instagram「2019.3.26.TBS『#演歌の乱』をご覧頂いた皆様ありがとうございました」』『清塚信也 2019年3月26日付Instagram「3/26(明日)20:54~23:07 TBS「ミリオンヒット音楽祭 演歌の乱」五木ひろしさんとのコラボ。」』『杜このみ 2019年3月26日付オフィシャルブログ「ミリオンヒット音楽祭 演歌の乱☆」』『藤あや子 2019年3月23日付オフィシャルブログ「演歌の乱♪」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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