1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

【海外発!Breaking News】男性と結婚した息子のために61歳女性が“孫”を出産(米)

TechinsightJapan / 2019年4月2日 15時50分

【海外発!Breaking News】男性と結婚した息子のために61歳女性が“孫”を出産(米)

日本では代理母出産が法律で禁止されていないものの、日本産科婦人科学会、厚生労働省、日本学術会議は原則禁止するのが望ましいとしている。このほどアメリカで、男性と結婚した息子とその伴侶のために61歳にして出産を成し遂げた女性が話題になっている。『New York Post』などが伝えた。

先月18日、ネブラスカ州の病院で元気な女の赤ちゃんが無事に誕生し、ユーマ・ルイーズと名付けられた。ユーマちゃんを出産したのは、御年61歳のセシル・エレッジさん(Cecile Eledge)だった。

実はセシルさん、息子のマシューさん(Matthew、32)と彼の夫エリオット・ダウアティーさん(Elliot Dougherty。29)のために代理母としてユーマちゃんを出産したのだ。したがってユーマちゃんはセシルさんの孫となる。

マシューさんとエリオットさんの子作りの計画は、セシルさんが「マシューが望むなら私が代理母になってもいいわ」と話したことがきっかけだった。しかしセシルさんは既に閉経していることもあり、マシューさんはその申し出に感謝したものの代理母という選択は難しいと思っていたそうだ。

ところがセシルさんは本気だったのである。健康な体作りのため、ダイエットと定期的な運動を心がけるなどして準備に2年をかけた。そして代理母になるための健康診断で子宮頸がん、血液検査、コレステロール値、ストレステスト、乳房のレントゲン検査(マンモグラフィー)、超音波検査など全ての検査をクリアした。

医師から代理母となるプロセスを開始するための許可が出たセシルさんは、ホルモン剤を投与することで再び月経がはじまるようになった。準備が整いつつある中で、卵子はエリオットさんの妹であるリー・イリブさん(Lea Yribe)から提供してもらい、マシューさんの精子を受精させた。

そして、たった一度の胚移植でセシルさんの子宮にはみごと受精卵が着床したのだ。しかしながら60代での妊娠期は容易ではなく、つわりや息切れがひどく出産予定日が近づくにつれて血圧が急に上がるなどの症状が出た。そんな様々な問題を乗り越えてユーマちゃんが誕生した。

娘が誕生したマシューさんは「眠っているユーマを抱きしめているんですが、この子は本当に可愛らしい」と語っているが、このようにも明かした。

「いったいどうなってるのってみんな混乱するようです。『ちょっと待って! 誰の卵子で誰の精子?』って、そんな感じの人が多くいました。」

「男性同士のカップルとして、本当に両親に加え周りに恵まれたと思ってるし、子供を授かるなんて本当にラッキーだと思ってます。また、医学の発達によってエリオットの遺伝子と僕の遺伝子がともになりユーマが生まれてくれたことに本当に幸せを感じています。」

マシューさんとエリオットさんは、セシルさんとリーさんの協力を仰ぎながら子育てしているが、今はそれが楽しくて仕方がないとのことだ。

画像は『New York Post 2019年3月29日付「This grandma just gave birth to her own granddaughter」(Courtesy Ariel Panowicz / arielpanowicz.com)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください