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【海外発!Breaking News】「娘の結婚披露宴でダンスがしたい」身体が麻痺した父、必死のリハビリで願い叶える(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2019年4月7日 20時1分

【海外発!Breaking News】「娘の結婚披露宴でダンスがしたい」身体が麻痺した父、必死のリハビリで願い叶える(米)<動画あり>

欧米の結婚披露宴では、花嫁とその父親がダンスを踊るのが定番だ。父と娘がこれまでの思い出を語ったり、音楽に合わせて歌を歌ったりとお互いを思ってステップを刻む。米コロラド州に住むある男性は、娘の結婚式を目前にして病に倒れ、身体の自由が利かなくなってしまったのだが…。『Good Morning America』など複数のメディアが伝えている。

ハワイ在住のジーナさん(30)がマーク・ロスさんと婚約したのは2016年のことだった。結婚式の準備を着々と進めていたジーナさんだったが、時を同じくしてコロラド州に住む父ジム・スタンプさん(70)が病に倒れた。ジムさんは自己免疫疾患である「ギラン・バレー症候群」を発症して身体が麻痺し、約5か月の入院を余儀なくされた。歩くこともできなくなった父の様子に心を痛めたジーナさんは、結婚式を延期した。

退院したジムさんは、車椅子で生活しなければならなくなった。それでもジムさんは根気よくリハビリを続け、2017年には杖をついて歩けるまでに回復した。

少しずつではあるがジムさんの体調が良くなってきたのを機に、ジーナさんは結婚式の日取りを2018年8月4日に決めた。「娘と一緒にバージンロードを歩く」という新たな目標ができたジムさんは、コロラド州エングルウッドのクレイグ病院ピークセンターに週に数回通い、理学療法士の指導のもと必死にリハビリに取り組んだ。

そして病気を発症してから2年が経った結婚式当日、ジムさんは杖を片手に持ちながらもジーナさんとしっかり腕を組み、娘のエスコートという父としての大役を果たした。一歩一歩、ゆっくりとバージンロードを歩くジムさんの姿は、出席した家族や友人、そして誰よりもジーナさんに笑顔をもたらした。

厳かな式が終わって披露宴が始まると、ジーナさんにはジムさんからの思いがけないサプライズが待っていた。会場にナタリー・コール&ナット・キング・コールの名曲『アンフォゲッタブル(UNFORGETTABLE)』が流れ始めると、ジムさんは杖を置き、誰からも助けを受けずに1人で立ち上がり、ジーナさんの手を取ってダンスを始めたのだ。ジーナさんは『Good Morning America』に、その時のことをこう語っている。

「父に向って叫んだの。『え? 本当なの? 杖なしで踊れるの?』ってね。嬉しさと涙と、色々な感情が込み上げてきたわ。父は私に『杖を手放せない可能性もあったので、お前には黙っていたんだ。ダンスはサプライズにしようと思っていたから』って言ったわ。」

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