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【海外発!Breaking News】教師7人が妊婦になった小学校 校長も当初「冗談でしょう」(米)

TechinsightJapan / 2019年4月7日 13時0分

【海外発!Breaking News】教師7人が妊婦になった小学校 校長も当初「冗談でしょう」(米)

米カンザス州の小学校でベビーブームが起きている。15人の教師のうち、なんと7人がほぼ同時期に妊娠したのだ。『Inside Edition』『ABC News』などが伝えた。

担任を持つ教師のほぼ半分に当たる7人が妊娠というおめでたラッシュに沸いているのは、カンザス州セジウィック郡ゴダードのオークストリート小学校だ。

校長のアシュリー・ミラーさんは「ほんとにおめでたい話なの。実を言うと、3人目の妊娠を聞いた時はちょっとショックだったんです。そして4人目の時はかなり大きなショックを受けました。5人目になると、もう返す言葉がありませんでした。7人目ともなると、『おめでとう』という言葉より先に『本当なの? 嘘でしょう?』と口走っていましたよ」と笑う。教職について20年になるアシュリーさんだが、同じ時期に1つの学校で7人が妊娠するという話は聞いたことがないという。

7月に男の子を出産予定のケイリー・ビシックさんは「校内で3番目に妊娠した同僚から『4人目のあなたは、校長になんて言われるかわからないわよ』って言われました。もちろん冗談ですが、私の報告の後にすぐに5人目の妊娠がわかってホッとしたのを覚えています」と語り、苦笑した。

なお7人は、決して妊娠の時期を揃えようとしたわけではないことを明かしているが、同時期の同僚の妊娠は精神的にかなりプラスになったと口をそろえる。

10月に双子を出産予定のケリー・シーアンさんは、今の気持ちをこう話した。

「同じ職場に7人の妊婦がいるなんて、こんな経験はなかなかできないでしょうね。体調の相談もできるし、みんなで子育てをして、子供たちも一緒に成長して遊ぶことができるでしょう。とてもワクワクしているわ。」

アシュリーさんによると、3月27日と28日に元気な2人の赤ちゃんが誕生しており、順調にいけば10月末までに双子を含めた8人の赤ちゃんが誕生する予定とのこと。学校では産休の間の補助教員をすでに確保しており、産休後に赤ちゃんを預けることができるようにナーサリーを設けることも検討中のようだ。

アシュリーさんは「5月はちょうど年度が修了するので、学校が改築に入る予定です。ナーサリーの許可が下りるかどうかはわかりませんが、妊婦が一度に増えたことで私たちの結束がより固くなったことは確かです」とも語っている。

『ABC News』によると、7人のうち少なくとも3人は同じ病院で出産するようで、数年後には子供たち8人全員がオークストリート小学校の幼稚部に入園する可能性が高いという。

ちなみに昨年の8月には、アリゾナ州メサの病院のICUに勤める看護師16人がほとんど同時期に妊婦になり話題になった。

画像は『ABC News 2019年3月30日付「Baby boom in the classroom: Nearly half of elementary school’s teachers announce pregnancies」(USD 265 Goddard Public Schools)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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