1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

【海外発!Breaking News】「思い出の場所で」空港の手荷物受取所で結婚式を挙げたカップル(米)

TechinsightJapan / 2019年5月1日 11時58分

【海外発!Breaking News】「思い出の場所で」空港の手荷物受取所で結婚式を挙げたカップル(米)

夫婦や恋人達にとって思い出の場所は様々だろうが、このほどアメリカで空港の手荷物受取所にて結婚式を挙げたカップルが話題になっている。この場所が2人にとって思い出深い場所だったことを『New York Post』『WKYC.com』などが伝えた。

4月20日の午後3時半、新婦のミシェル・ベロウさん(Michelle Belleau)と新郎のロン・ピーターソンさん(Ron Peterson)が結婚式を挙げ、晴れて正式な夫婦となった。そんな2人の結婚式にメディアが注目した理由は、この式が前例のない場所で行われたからだ。

ミシェルさんとロンさんの出会いは、今から12年前の2007年4月4日のことだった。当時ミシェルさんは、上司からロサンゼルスから到着するクライアントであるレコード・レーベル会社の社長を空港に車で迎えに行くように言われ、渋々オハイオ州にあるクリーブランド・ホプキンス国際空港へ出向いた。

雨が降っていたためミシェルさんは濡れた状態のまま6番の手荷物受取所でレコード・レーベル会社の社長が現れるのを待っていたが、その人こそがロンさんだった。ロンさんはエスカレーターを降りるとすぐにミシェルさんを見つけたそうで、その時のミシェルさんの印象をこのように振り返っている。

「ミシェルはそこに立っていました。ピンクのハイヒールを履いた彼女は身長が180センチはあるように見え、頭にはトラック運転手のような帽子をかぶってたんです。私にとって、それはとても良い印象に映りました。迎えに来たのが彼女なら誰でもラッキーだと感じると思いますよ。」

2人はその日を境にして付き合うようになったが、ミシェルさんはクリーブランドに住み、ロンさんはロサンゼルスにいたため2年ほど遠距離交際を続けることとなった。その間ロンさんは、ミシェルさんに会うため飛行機を利用していたが、クリーブランド・ホプキンス国際空港は2人にとって“会える幸せ”と“離れ離れになる寂しさ”という両方の思い出が詰まった場所になった。

後にミシェルさんはロサンゼルスのロンさんのもとに引っ越し、現在は2人の間に可愛い娘が2人いる。年月が経ち、ロンさんはミシェルさんに「僕はもう君のボーイフレンドでいたくない。夫になりたいんだ」と打ち明け、彼女の父親からも結婚の許可を得ることができた。

そんな2人は、初めての出会いの場になったクリーブランド・ホプキンス国際空港の6番手荷物受取所で「結婚式を挙げたい」と願うようになった。空港側は当初、2人の申し出に渋っていたようだが、時間をかけて説得された末に結婚式の場所を提供した。

式当日、同空港の6番と7番手荷物受取所は結婚式場の飾りが施され、およそ125人の招待客が集まり、2人の結婚を祝した。また、セレモニーでは飛行機を誘導する空港職員がバージンロードを歩いてくるミシェルさんを誘導するパフォーマンスをしたり、サウスウエスト航空の飛行機内で出されるスナックが配られたりと、とても協力的な対応をしてくれたそうだ。

ミシェルさんはメディアのインタビューに「12年前に私が6番手荷物受取所に立っていたことで、2人の娘達とも出会うことができました」と幸せそうに語っている。

画像は『New York Post 2019年4月23日付「Couple weds at airport baggage claim where they first met」(Fox News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください