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【海外発!Breaking News】スピード測定器のカメラを付箋で目隠ししたタクシー運転手(台湾)

TechinsightJapan / 2019年4月27日 14時0分

【海外発!Breaking News】スピード測定器のカメラを付箋で目隠ししたタクシー運転手(台湾)

自動速度取締装置のカメラに付箋を貼り、撮影を妨げたタクシー運転手の男。このほど台湾・基隆地方裁判所は薬物前科があるこの男に対し、懲役2か月または罰金6万元(約21万7000円)の判決を下した。『聯合新聞網』『中時電子報』などが伝えている。

事件があったのは、2018年11月5日深夜3時頃。基隆市七堵区にある明德三路、明德二路、光明路などの道路に設置された自動速度取締装置のカメラに黄色い付箋が貼り付けられていると警察に通報があった。付箋が貼られた速度取締装置は全部で5台あったという。警察が防犯カメラの映像を調べると、男が長い木の棒の端に付箋を貼り、高いところにあるカメラの位置まで伸ばして貼り付けていたことがわかった。警察は犯行に使われたタクシーから運転手の男(55歳、報道により56歳とも)を割り出し、任意出頭を求めた。

調べに対し、男は「スピード測定器に写真を撮られたうえ、警察にも違反切符を切られ腹が立ったのでやった」と供述。まずは写真を撮られた取締装置に”仕返し”をしたが、それでも怒りがおさまらず続けて4台に付箋を貼り付けたという。

基隆市警察局交通隊によれば、速度取締装置に付箋が貼り付けられた道路は交通量が多く、事故がよく起きるそうだ。付箋を貼り付けて取締りを妨害することは「交通安全に重大な影響を及ぼす行為」と話している。

男は事情聴取の後、妨害公務罪(公務執行妨害罪)で起訴されていたが、このほど懲役2か月または罰金6万元(約21万7000円)の判決が下された。男は反省の色を見せており、懲役か罰金かは執行検事官の判断に委ねられることになる。

画像は『中天快點TV 2019年4月25日付「貼便利貼「弄瞎」5台測速機 運將付6萬代價」(張穎齊翻攝)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)

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