【エンタがビタミン♪】櫻井翔、講談師・神田松之丞が描く映画化構想に共感「やりましょうよ」
TechinsightJapan / 2019年4月29日 15時0分
講談師の神田松之丞(35)と言えば、独演会がすぐに満席となり「チケットがなかなか取れない」「100年ぶりに現れた講談界のスーパースター」と話題だ。その人気ぶりからテレビやラジオ番組でも活躍しており、4月6日深夜から滝沢カレンとダブルMCを務める新番組『松之丞カレンの反省だ!』(テレビ朝日系)もスタートしている。その彼が4月27日放送の日本テレビ系バラエティ番組『嵐にしやがれ』に出演した。
今回は櫻井翔が店長役となる“隠れ家ARASHI”のコーナーにゲスト出演した神田松之丞。簡単な紹介や「松潤さんと同じ35歳です」といった会話をした後に櫻井が「そろそろ講談をお願いできますか」と振ったところ、「もうちょっとトーク喋りたいな。こうやって櫻井さんと共演させて頂いたことで、女子校とか行って講談やりやすくなる」と返して「そこまでの効果は見込めるか分からない」と苦笑させた。実は日本講談協会および落語芸術協会に所属しているだけあり「お笑い」の腕も立つ。
講談もそうしたセンスを織り交ぜながら引き込んでいく。この日は「宮本武蔵のお話(寛永宮本武蔵伝 狼退治)」から武蔵が狼に囲まれる一節を熱演して、櫻井を「いや、すごいわ…ずっと聴いてたい! 衝撃だったな」と唸らせた。
次に松之丞は「もともと講釈っていうのは日本で最大のエンターテインメントと言われてた…」と切り出し「天保時代、1830年頃は講釈場(講釈専門の寄席)が200件 町内に1軒必ずあった」と講談の歴史を話す。
たとえば「心中事件」が起きると取材して翌日には高座で話すワイドショー的なもので、当時はジャーナリストやキャスターの役割も兼ねていた。なかには「お上の政治がおかしいのではないかと高座で言って首を切られたやつもいる。そういう反骨精神もあった」という。
今では「講談教室」が行われ老若男女が通う時代になった。キャスターや声優も講談から得るものがあると考えて来ているようだ。そこで櫻井は、比較的簡単な戦国期の武士が名乗りあう「我こそは、〇〇なり!」の講談をやってみることになった。
初めて講談に挑戦した櫻井はやり終えて「なんかな~」と納得しておらず、松之丞からも「あの…わざとですか?」と評され「本気でやってます」「2回やっても同じだと思います」と難しさを痛感していた。
ただ、松之丞が「本当に素敵な人がやるとより映える芸だと思います」とジャニーズからも落語をテーマにした映画『しゃべれども しゃべれども』で国分太一(TOKIO)が主演したことを例に挙げると、櫻井も興味津々のようだ。
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