【海外発!Breaking News】23年間体内に手術器具を残存 62歳女性「長年痛みに苦しんだ」と怒り(露)
TechinsightJapan / 2019年6月19日 17時29分
ロシアの病院で帝王切開による出産をした62歳の女性は23年間、ずっと腹部の激しい痛みに苦しんできた。しかし最近行ったレントゲン検査で、1996年の帝王切開手術時に使われたクランプ鉗子が腹部に残っていたことが明らかになり、女性は怒りを露わにしている。『Metro』『The Sun』などが伝えた。
ロシア連邦の北オセチア・アラニア共和国在住のエゼッタ・ゴビーバさんは23年前に帝王切開で出産して以来、継続的な腹痛に苦しんでいた。医師に相談しても「肝臓に問題があるだけ」と言われ、痛み止めを処方されていた。
しかし痛みが引くことはなく、このたび行ったレントゲン検査で腹部に長さ15センチの金属製の鉗子が放置されていることが明らかになった。担当したレントゲン技師は、エゼッタさんのポケットにハサミが入っているのかと思ったそうだが、すぐにそれが体内にあることに気付いた。
技師から腹部のレントゲン写真を見せられたエゼッタさんは涙が止まらず、感情をコントロールすることができなくなり、それ以降の自分の行動を思い出すことができないほど取り乱したという。
エゼッタさんは、「それは酷い痛みが続き、毎晩痛み止めを飲まずにはいられませんでした。まだ鉗子は摘出されておらず、今でも薬を飲んでいます。長年の痛みは何だったのか…」と言葉を詰まらせる。
事態を重く見た保健省はこの件についてすでに調査を開始しているが、エゼッタさんの怒りは収まらないようだ。ちなみに鉗子の摘出手術代は、当局が負担するとのことだ。
なお2016年にはイギリスで、帝王切開後の医師の怠慢により脚を切り落とされてしまった女性がニュースとして伝えられた。また2018年には中国で、妻の帝王切開手術の終了を待っていた男性が患者と間違われ、痔の手術を受けていたことも明らかになっている。
画像は『Metro 2019年6月18日付「Woman had medical clamp inside her for 23 years after caesarean」(Picture: east2west)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
手術室には産婦の絶叫が響き…麻酔が効かないままの「切腹カイザー」はなぜ繰り返されたのか
文春オンライン / 2024年9月19日 6時0分
-
帝王切開に保険は適用できる?どのくらいお金はかかりますか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年9月10日 5時45分
-
脳、大腸、眼球、男性器、帝王切開…外科手術を医師視点で見つめ、人体の神秘と人間の恐怖の根源を探る「人体の構造について」11月22日公開
映画.com / 2024年9月4日 17時0分
-
今年4月から先進医療に認定 「子宮腺筋症」の最新治療…妊娠を望むなら知っておきたい
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月31日 9時26分
-
【海外発!Breaking News】まるで巨大な桃? 65歳女性の腹部から30キロの腫瘍摘出(カザフスタン)<動画あり>
TechinsightJapan / 2024年8月28日 8時59分
ランキング
-
1バイデン米大統領、クアッド制度化狙い「くさび」 「もしトラ」に備え
産経ニュース / 2024年9月22日 19時9分
-
2ヒズボラ、対イスラエル攻撃激化=一斉爆発で「最初の報復」
時事通信 / 2024年9月22日 19時59分
-
3スリランカ大統領選挙、野党・人民解放戦線のディサナヤケ党首が勝利…初の再集計で三つどもえ制す
読売新聞 / 2024年9月23日 0時35分
-
4「全面戦争阻止へあらゆる手段」=レバノン情勢巡り米高官
時事通信 / 2024年9月22日 23時49分
-
5有事展開力「中国が米しのぐ」=昨年と逆転、警戒感示す―豪研究所
時事通信 / 2024年9月22日 21時34分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください