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【海外発!Breaking News】サメに襲われた男性、25年後に足からサメの歯がポロリ(米)

TechinsightJapan / 2019年7月8日 19時50分

【海外発!Breaking News】サメに襲われた男性、25年後に足からサメの歯がポロリ(米)

海でサメの襲撃に遭ったとしたら、それは一生忘れることができないトラウマとして残るだろう。米フロリダ州の海で25年前にサメに襲われた男性が昨年、噛まれた足からサメの歯を発見し話題となっている。25年経った現在でも、男性の皮膚にかぶりついたサメの歯はシャープな三角形を留めており、研究者らも驚きの声をあげている。

「フロリダ・スポーツマン・マガジン」の編集者として活躍するジェフ・ウィークリーさん(Jeff Weakley、46)は昨年、足に痛みを伴う水ぶくれができた。日ごろから体を鍛えているジェフさんは、それをジョギングによるものだと思っていたが、水泡をピンセットで潰してみると中から意外なものが飛び出した。それは1994年、フロリダ州のフラッグラー・ビーチでサーフィンをしていた時にジェフさんを襲ったサメの歯の一部だった。

サメの歯をネックレスとして保存することも可能だったが、ジェフさんは同州ゲインズビルにあるフロリダ自然史博物館のサメ研究プログラム(Florida Program for Shark Research)に依頼し、DNA鑑定をしてもらうことにした。

ジェフさんは『Florida Museum』のインタビューに、興奮冷めやらぬ様子でこのように明かしている。

「鑑定の結果、それがカマストガリザメ(blacktip shark)の歯だということが分かったんだ。正直なところホッとしたよ。サメの歯だと確信はしていたものの、サバやオキザヨリの歯だったらどうしようって気持ちもあってね。直感でカマストガリザメだと思っていたから、長年のモヤモヤが吹っ飛んだよ。」

一方で歯の鑑定を引き受けた同プログラム局長のギャヴィン・ネイラーさん(Gavin Naylor)は、人間の足に四半世紀も留まっていたサメの歯からDNAが検出されたことに「免疫システムの働きを考えると、DNA鑑定はほとんど不可能なのではと思っていました」と驚きを隠せないようだ。

ジェフさんがサメに襲われた当時はまだ大学生で、事故の2週間後には足に防水の包帯を巻きサーフブーツを履いて海に繰り出したという。今でも週に一度の波乗りを欠かさないというジェフさんは「サメに対して嫌な感情は持っていないよ。だってサメだって自然界の一部だからね」と語っており、25年ぶりに足からひょこり現れたカマストガリザメの歯は研究所に寄付することにしたそうだ。

なおジェフさんのように体内に異物を抱えて生活し、長い期間を置いて摘出されるというケースは少なくない。昨年には中国で40年前に誤飲したペンのキャップが、また2017年にもイギリスで40年前に誤飲した玩具が肺から摘出されている。

画像は『Fox News 2019年7月6日付「hark tooth pulled from man’s foot 25 years after bite」(SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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