【海外発!Breaking News】射殺したライオンのそばでキス 非難殺到も夫妻は「飼育された動物を殺して何が悪い」(南ア)
TechinsightJapan / 2019年7月19日 21時30分
射殺した動物のすぐ後ろでキスをする夫妻の写真がSNSで物議を醸している。南アフリカで撮影されたという問題の写真は現在削除されているが、娯楽のために狩猟をし剥製や毛皮をトロフィー(戦利品)として持ち帰る“トロフィーハンティング”に激しい抗議の声があがっているようだ。『The Sun』『Fox News』など多数のメディアが報じた。
仕留めたばかりのライオンのすぐ後ろで熱いキスをする写真が、数日前にゲームハンティング専門のツアー会社「Legelela Safaris」のFacebookに投稿された。これはトロフィーハンティングの直後に撮影されたもので、「酷暑のカラハリでの重労働…素晴らしい成果」「1頭のモンスター・ライオン」「ジャングルの王者のハンティングに勝るものはない」といったハンターを称える言葉が添えられていた。
インパクトのあるこの写真は瞬く間に拡散し、動物愛護活動家やトロフィーハンティング反対派を中心にSNSは大炎上、SNSのユーザーが怒りの声をあげた。
「ライオンを殺すことは勇敢でもカッコよくもない。あなたたちは臆病者に過ぎないわ。恥を知るべき。美しい百獣の王を殺すなんて魂が腐ってる。」
「ライオンを殺して嬉しい? あなたたちの心は病んでいるね。」
「このキスで、あなたたち夫婦は有名人だね。吐き気がする。」
「ライオンとこのカップルの立場が逆だったら良かったのに。ライオンに背後から襲われて、痛みを知るべき。」
「酷い。トロフィーハンティングは違法にすべき。」
「皮肉なことにトロフィーハンティングがなければ野生動物を保護するためのお金も集まらないんだ。これが現実さ。」
非難の的になっている夫妻はカナダ、アルバータ州エドモントン出身のダレンさん(45)とキャロリン・カーターさんで、ダレンさんはトロフィーハンティングの専門会社「Take Aim Safari」のオーナーであり剥製師としても活躍している。そのダレンさんが今回の大炎上を受け、『Express.co.uk』で次のように反論した。
「私たちは絶滅危惧種の動物を殺しているわけではない。頭でっかちの動物愛護家たちは、アフリカについて何もわかっちゃいない。ライオンはハンティングに使われたり、極東に輸出するために飼育されているんだ。飼育されているライオンを殺したからって野生ライオンの数に影響はないんだ。」
「映画『ライオンキング』のムファサやセシルとは全く違う。ハンティングに使うライオンは牛や羊と同じようにライオン・ファームで飼育される。ワニを飼育するのは肉や皮のためだ。それとなんら変わらないだろう。」
「貧しい南アフリカではハンターが落としていくお金が必要なんだ。」
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