【エンタがビタミン♪】アンガ田中は“直営業”反対派 「仕事だけに集中したい」
TechinsightJapan / 2019年7月27日 13時50分
元TBSアナウンサーの吉川美代子が26日、お昼の情報番組『バイキング』(フジテレビ系)に出演。この日は吉本興業が25日に契約書の作成について「所属タレントから要望があれば個別に対応する」と発表した件について、出演者らが見解を示した。吉川はプロダクションと業務委託契約を結びフリーランスで活動しているが、事務所を通さない仕事も引き受けることができる契約になっていることを明かしたうえで、芸人も契約の仕方でいわゆる“直営業”も可能ではないかと語った。しかしアンガールズ・田中卓志は、たとえ直営業が認められたとしても引き受けることはしないという。
1977年4月にTBSに入社してから37年間、報道番組を中心に第一線で活躍してきた吉川美代子。定年退職後は情報番組やバラエティ番組にも出演しているが、MCを担当する芸人やタレントの頭の回転の速さ、話術の巧みさに驚くばかりだという。
『バイキング』では、かつて吉本興業に所属していた島田紳助さんのインタビュー記事を紹介。彼は「実際、吉本のセールスは本社で電話取るだけであまりセールスはしない」「売れない芸人はいつまで経っても売れない」と述べており、直営業を認めなければ吉本が抱える6000人の芸人の中には生活に困窮する者が出てくると訴えている。
では吉本と業務委託契約を結んだうえで、芸人が直営業をすることは可能なのか。現在はTBSの子会社でタレントやフリーアナウンサーのマネジメントを行う会社に所属している吉川の場合は、テレビやイベントなど事務所を通した仕事にはマネジメント料が発生するが、彼女が友人や親戚から直接頼まれた仕事については会社は関知しないという。吉川は自分のように項目を細かく分けて取り決めるか、または「5万円以下の仕事はマネジメント料を取らない」と金額で判断すれば、直営業は認められると持論を展開した。
ただし会社を通さずに引き受けた仕事の責任は、全て自らが負わなければならない。アンガールズの田中卓志は友人からの仕事であっても会社を通していると言い、トラブルを回避し仕事だけに集中するためには直営業を受けないほうが良いとの考えだ。またMCの坂上忍は、直営業でも税金の手続きを疎かにせず個人事業主としての義務を果たして欲しいと述べている。
(TechinsightJapan編集部 みやび)
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