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【海外発!Breaking News】死か監獄か? 薬物密売人、高温のコンテナに閉じ込められ究極の選択(ベルギー)

TechinsightJapan / 2019年7月30日 21時1分

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罪を犯した後に良心の呵責に耐えかねて警察に自首する者もいるが、このたびベルギーで自ら警察に連絡を入れて逮捕された2人組の薬物密売人は少し事情が異なるようだ。『Gazet van Antwerpen』『New York Post』などが伝えている。

ベルギー北部に位置するアントウェルペン州にあるアントワープ港で、違法薬物を密輸しようとした2人の男が逮捕された。同港は最近、コカインの欧州玄関口として悪評がたっていることでも知られる。

今月24日の午前10時半頃、同州の地元警察へ1本の電話が入った。電話をよこしたのはなんと薬物密売人で、違法薬物を積んだコンテナの中から出られなくなってしまい警察に助けを求めたようだ。

その日はとても暑い日で気温が摂氏40度に達していたというから、コンテナ内はさらに高温だったに違いない。男らは死か刑務所か悩んだに末、警察に電話してきたものと思われる。

コンテナには男2人が閉じ込められており、現場に到着した警察官は銃を構えてコンテナの扉を開けることとなった。そして通報を受けてから約2時間後、2人の男はようやくコンテナから脱出したという。

彼らはよほど暑かったのか、上半身裸の状態だった。またコンテナの外に銃を構えた警察官らが待ち受けているとあって、2人は両手を頭の後ろに組み、外に出た途端に地面に伏した。

その瞬間、男2人の体を冷やすため現場にいた港湾従業員らが水をかけ、2人はその場で逮捕された。『Gazet van Antwerpen』によると薬物密売人は33歳と35歳の男で、コンテナから違法薬物を運び出そうとして中に入った途端に扉が閉まってしまい、出られなくなったようだ。

コンテナの中から見つかった違法薬物の量は、地元紙によると数百キロほどにもなるという。なお男達は刑務所に勾留中で、警察では更なる捜査を進めているとのことだ。

画像は『Gazet van Antwerpen 2019年7月25日付「Mannen opgesloten met honderden kilo’s cocaïne, advocaat misnoegd over communicatie van parket」(Foto: rr)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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