【海外発!Breaking News】安楽死のため病院に持ち込まれた肥満犬、45キロの減量成功(カナダ)
TechinsightJapan / 2019年8月9日 5時50分
犬や猫は飼い主の間違った健康管理によって肥満を引き起こすことがある。肥満は万病の元と言われるがそれは犬にとっても同じことであるため、飼い主は責任をもって健康管理をする必要がある。カナダの動物病院で昨年、肥満の犬を安楽死させるために飼い主が連れてきた。ところが獣医の判断で犬の人生は大きく変わることとなった。『ABC News』『Good Morning America』などが伝えている。
今月2日に放送された朝の情報番組『グッド・モーニング・アメリカ(Good Morning America)』に出演した雄のゴールデン・レトリバー“カイ(Kai)”が視聴者の関心を集めた。カイは体重が173ポンド(約78.5キロ)もある肥満犬だったが、100ポンド(約45キロ)以上もの減量に成功したのだ。
カイはカナダのアルバータ州で昨年3月頃、安楽死させるため飼い主が動物病院に連れてきた犬だった。その時カイは体重が重すぎたため歩くこともままならない状態だった。ところが獣医はカイのことが不憫でならなかったのか、カイを一旦引き取り、地元の動物保護団体「Misfits of Alberta Animal Rescue」に連絡を入れた。
そして同団体を通じてカイの里親となったのが、同州エドモントンに住むパム・ヘギーさん(Pam Heggie)だった。「カイを救わねば」と思うパムさんであったが、一体何から始めれば良いか分からずにいた。そんなパムさんに獣医は「カイのためにあなたができることは、何でもやってみることです。それは全てカイにプラスになると思ってください」と励ました。
通常ゴールデン・レトリバーの雄の成犬の体重は29~34キロほどだが、カイはその2倍以上もあった。パムさんの自宅に到着したカイは玄関前のたった3段の階段を上がることすら容易でなく、車を降りて正面玄関から家に入るまで20分ほどかかったそうだ。
それからのパムさんは、カイを一日3回の散歩に連れて行った。その時のカイの様子をパムさんは「まず5歩から10歩ほど歩き始めたかと思うと横になり、息を切らし始めるんです」と『グッド・モーニング・アメリカ』で語っている。
その後もパムさんはカイを連れて散歩に行くことを決してやめなかった。さらにカイの後ろ脚の筋力を強化させるため、ウォーター・セラピーにより水中で運動させることを取り入れた。パムさんとカイの並々ならぬ努力の甲斐あって、1年後にカイの体重は通常のゴールデン・レトリバーと同じくらいの68ポンド(約30キロ)までになった。
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