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【海外発!Breaking News】薬物を断って2年の夫婦 「人生はやり直せる」とビフォーアフター写真公開(米)

TechinsightJapan / 2019年8月10日 4時50分

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薬物に手を出したことで転落の一途をたどる人があとを絶たないが、このほどアメリカの薬物依存だった夫婦がその当時と現在の写真を並べて投稿し、薬物依存者に向けて「人生はやり直せる」ことを訴えた。『Fox 35 Orlando』『Good Morning America』などが伝えている。

米テネシー州イースト・クリーブランド在住のブレント・アレクサンダー・ウォーカーさん(Brent Alexander Walker、32)が先月26日、Facebookに投稿した写真が多くの反響を呼んだ。そこにはブレントさんと妻のアシュリーさん(Ashley)の仲睦まじい写真が2枚並べられていた。

ただし、その2枚の写真は明らかに表情が異なっている。1枚は2016年12月に撮影したもので、当時の2人は薬物に溺れていたため健全な表情とは言い難い。そしてもう1枚は今年7月に撮影したもので、2人とも明るい笑顔を見せている。

夫婦は薬物を断ってから2年以上になるとのことだ。しかし夫婦が今の幸せをつかむ前までは、かなり荒れた生活をしていた。ブレントさんは9歳頃から親からタバコを盗んで吸いはじめ、12歳の時に大麻を吸い鎮痛剤を乱用していたという。

ブレントさんは、15歳当時について「どんな薬物も摂取していました。LSD、MDMA、エクスタシー、なんでも使用していたのです」と語っており、時には麻薬の密売に手を出したこともあったという。また『Good Morning America』では、20歳の時に弟が飲酒運転事故で亡くなり、自暴自棄になったのか覚せい剤(メタンフェタミン)にまで手を出したことを明かしている。

その後、大麻の密売をしていた頃にアシュリーさんと出会い、2人はしばしば一緒に薬物を使用していた。ブレントさんは薬物により気分が高ぶったまま他の女性と関係を持つこともあったため、2人の関係は荒れた状態が続いていたそうだ。当時のことをブレントさんは、このように述べている。

「とても疲れていました。私はアシュリーのことを完全にゴミのように扱っていました。覚せい剤は本当に人を狂わせます。ちょっとしたことでも深く考えたり幻覚を見たりします。アシュリーが丸一日家にいるにもかかわらず、何かやましいことをしているのではないかと考えてしまって。私達は常に喧嘩していました。」

ドラッグディーラーになり荒んだ生活を続けていたブレントさんは、後に重罪で逮捕された。しかしアシュリーさんは刑務所にいるブレントさんを待ち続け、普通に家庭を持って夫婦として暮らすことを望んでいたという。

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