【海外発!Breaking News】タコを顔に載せて写真撮影した女性、噛まれて出血し病院へ(米)
TechinsightJapan / 2019年8月10日 7時50分
生きたタコを手に入れた女性が、ユニークな写真を撮ろうとしてタコを顔の上に載せたところ、とんでもない災難に見舞われた。タコは女性の顔に吸い付いただけでなく、くちばしのように鋭い口で噛みついたのだ。タコはパニックに陥り攻撃に出たのであろうが、女性は「もう2度とこんなことはしない」と猛反省をしているようだ。『KIRO 7 News』などが伝えた。
米ワシントン州ピュージェット湾にあるタコマナローズで今月2日、魚釣り大会(フィッシングダービー)が開催された。この大会期間中は同地で撮影されたフォトコンテストも行われており、多くの参加者がベストショットを捉えようとカメラを構える。同州のフォックス・アイランドから大会に参加したジェイミー・ビスシェリアさん(Jamie Bisceglia)もその1人で、他の参加者がタコを捕獲しているのを見て面白い被写体になると思ったようだ。
ジェイミーさんはタコを譲ってもらい、自分の顔に載せてカメラに向かってポーズを取ったのだが、これが大きな災いを招くことになってしまった。タコは吸盤を使ってジェイミーさんに張り付くと、身の危険を感じたのか意外な行動に出たのだ。
ジェイミーさんは当時のことをこのように振り返っている。
「タコが鳥のくちばしに似た形の口で、私の顎を噛んだのです。鋭い痛みが走り、顎に何かが突き刺さりました。その後一度離れたのですが、再び同じように噛まれてしまって。私の顎からは血が滴り落ち、かなり長い間出血していました。」
同州タコマにあるポイント・ディファイアンス水族館のスポークスマンは、ジェイミーさんを噛んだタコはミズダコ(giant Pacific octopus)か、太平洋アカダコ(Pacific red octopus)ではないかとみている。幸いジェイミーさんを噛んだのは小さな個体だったが、大きいものだと全長3~5メートルにもなるそうだ。またこれらのタコは、足(腕)の付け根部分にある口を使ってエビ、カニ、貝などの硬い殻をバリバリとかみ砕き、唾液に含まれる毒を使って獲物を麻痺させるという。こんな強力な口で噛まれたら、痛いのは当然だろう。
釣り用具などを扱う「サウス・サウンド・サーモン・シスターズ(South Sound Salmon Sisters)」のオーナーでもあるジェイミーさんは、幼い頃から釣りが好きで魚には詳しいものの、まさかタコに襲われるとは思ってもいなかったらしく、その後2日間は釣りを続けたが3日目には病院の救急処置室に行かざるを得なくなり、医師に抗生物質を3種類も処方してもらったそうだ。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
サメに脚をかまれた16歳少年の痛々しい傷跡...素手で救った父親...衝撃救出劇の一部始終
ニューズウィーク日本版 / 2024年4月26日 18時0分
-
【海外発!Breaking News】歯科インプラント治療中の悪夢 スクリューが上顎を貫通、脳脊髄液まで到達した男性(トルコ)
TechinsightJapan / 2024年4月24日 20時55分
-
【海外発!Breaking News】「まるでモンスター」デンタルインプラント後に顔が腫れ、黒紫の痣で覆われた女性(米)<動画あり>
TechinsightJapan / 2024年4月21日 20時55分
-
【海外発!Breaking News】ピットブルに襲われ右腕と片耳を引きちぎられた作家、命の危機を脱し「左手で執筆」と意欲(ブラジル)
TechinsightJapan / 2024年4月17日 5時0分
-
「頭痛を甘く見るな」危ない"警告頭痛"の4大特徴 致死率は40%「くも膜下出血」の前触れとは?
東洋経済オンライン / 2024年4月6日 11時50分
ランキング
-
1台湾地震1か月、花蓮の観光客激減・夜市は閑散と…「惨たんたる状況だ」
読売新聞 / 2024年5月4日 18時34分
-
2要衝陥落「時間の問題」 兵器不足、交渉も視野
共同通信 / 2024年5月5日 7時43分
-
3ガザ休戦、詰めの駆け引き ハマス、カイロで交渉開始
共同通信 / 2024年5月5日 0時12分
-
4習近平氏が5日から5年ぶりに訪欧、米国の対中圧力に対抗 欧州の足並み乱す狙いも
産経ニュース / 2024年5月4日 19時48分
-
5「完全に失敗」の対ロシア制裁に、新たな手段 中国経由の抜け道封じに一定の成果、さらなる課題も
47NEWS / 2024年5月5日 10時0分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください