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【エンタがビタミン♪】<浅田美代子インタビュー>里親になること「もっと普通に」 4匹と暮らし「保護犬はいいよと伝えたい」

TechinsightJapan / 2019年8月30日 17時0分

―他にも犬と暮らして感動したエピソードはありますか?
浅田:犬で感動したことはいっぱいありましたね。犬には感情がありますからね。そのなかでも母が亡くなったときに病院から遺体として家に帰ってきたのですが、当時飼っていた犬2匹が挨拶したのを覚えています。まずお兄ちゃん犬がそばに行って、「フンフンフン」と何かしゃべりかけて、その後もう一匹が同じことをして。その後は一切近寄りませんでした。お別れをちゃんとしたんだと。あれはすごいなあと思いましたね。泣きました。



■保護犬を引き取る方がかっこいい
―現在、浅田さんは動物に関してどのような活動をなさっていますか?
浅田:頼まれて講演もしています。人に伝えていくには自分が現場を知らないといけないと思うので、レスキューに同行もします。この間も(岐阜県)多治見市の悪徳ブリーダーのところにレスキューに行きましたが、とにかく臭い。フンだらけでピンク色のネズミの小さい子どもがムニュムニュいるんですよ。保健所の職員を呼んだり、きれいに掃除したりもしました。

―犬と暮らす人々が将来的にどのようになるといいでしょうか?
浅田:(保護犬の)里親になるということがもっと普通になったらいいと思うし、保護犬を引き取る方が、何百万円の犬を買うよりもかっこいいんだという風潮にしていかないといつまで経ってもペットショップはあるし、需要と供給が変ですよね。これだけ殺処分されているのにこんなに産ませるなんて。今はペットショップよりも保護犬を引き取る方が、トライアル期間(※)がある、病気も分かる、いろいろ分かるから一番いいと思うんですよね。犬種もペットショップのようにチワワ、トイプードル、ミニチュアダックス…いろいろいますよ。(※トライアル期間:動物保護団体から保護犬を譲り受ける場合に、設けられていることが多い「お試し飼育期間」のこと。実際に自宅で飼育してみて正式に飼えるか否かを決めることができる。)

■動物を飼うときには覚悟が必要
―近年、高齢の飼い主が亡くなり、センターに連れてこられる犬も増えているようですね。
浅田:自分の年齢と犬の寿命をちゃんと計算しないと、残された子がのちのちかわいそうです。私も今だったら(現在63歳)子犬は飼いません。動物を飼うことはお金もかかるし、自分の時間も減るし、そういうことをきちんと覚悟して飼わないとダメですね。

―そのような大変なお世話をして、それでも犬たちと暮らすのはなぜですか?
浅田:大変だけど、やはり日々楽しいです。一人暮らしが寂しいから?(笑)、そんなこともないけど、楽しいですね。(愛犬との散歩で)歩くので健康面でもいいはずですし、仕事関係ではない同じ目的の人たちと仲良くフランクな付き合いもできていますね。

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