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【海外発!Breaking News】ハリネズミの赤ちゃんを横断させるため旅客機を緊急停止させた粋な機長(スコットランド)

TechinsightJapan / 2019年9月30日 5時50分

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このほどスコットランドの空港で、ハリネズミの赤ちゃんが滑走路付近を横断していたため乗客を乗せた旅客機が緊急停止する出来事があった。機内アナウンスで事の次第を知った乗客は、少し温かい気持ちになったようだ。『New York Post』『Metro』などが伝えている。

今月19日、スコットランドのルイス島にあるストーノウェー空港で乗客30人を乗せたインバネス行きのローガンエアーLM156便が午後5時20分頃、離陸体制に入るため滑走路に移動しようとした。

ところが同機は滑走路に入ろうとした矢先、突然ブレーキをかけて緊急停止をしたのだ。ほとんどの乗客が不思議に思ったことであろう。しかしその1分後に機内アナウンスがあり、前方にハリネズミの赤ちゃんが横断しているため同機を緊急停止させたという説明があった。

乗客の一人であるロディー・マクラウドさん(Roddy Macleod)は当時のことをツイートしているが、機内アナウンスの1~2分後に窓の外をみると、芝生の上を歩いているハリネズミの赤ちゃんが目に入ったとのことだ。そして彼は文末に「なんて粋な機長だろう」と記している。

のちにローガンエアーのフライトオペレーション・ディレクターであるニール・ヒューズ氏(Neil Hughes)は、次のように述べた。

「機長はトゲのある状況を回避するため、手順に従ってハリネズミの赤ちゃんが滑走路を横断するまで機を待機させました。」

「我が社は地域航空会社として主にスコットランドの遠隔地の空港で運行しているため、野生動物を目撃する機会が多々あります。そのため私達はできるだけ動物達の邪魔にならないよう常に意識しています。」

のどかなアウター・ヘブリディーズにあるストーノウェー空港では、パイロットは滑走路に野生動物がいないか常に確認しながら運航しているという。

なお今回、この小さな横断者によりLM156便は2分の遅れが生じてしまったが、乗客から苦情があったという報告は見られないようだ。

画像は『Metro 2019年9月22日付「Pilot stops plane to let baby hedgehog cross the runway」(Picture: Rex)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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