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【エンタがビタミン♪】“ドラマ離れ”に巻き返しなるか 『いだてん』『グランメゾン東京』『ニッポンノワール』の流れに「日曜夜も悪くない」の声

TechinsightJapan / 2019年10月28日 13時53分

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「若者のテレビ離れ」「ドラマ離れ」という声が聞かれる昨今だが、この秋は各局でドラマが充実しており、なかでも日曜日は秀作が並び視聴者も続けて見るのに忙しそうだ。Twitter上では「いだてん→グランメゾン東京→ニッポンノワール、日曜夜も悪くない」といった声が少なくない。

まず、10月27日放送のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第40回「バック・トゥ・ザ・フューチャー」にはぐいぐい引き込まれた。

いよいよ1964年の東京オリンピック開催に向けてストーリーが進む前に、招致活動に尽力する主人公・田畑政治(阿部サダヲ)や東京都知事・東龍太郎(松重豊)、日本オリンピック委員会常任委員・岩田幸彰(松坂桃李)がIOC総会でのスピーチをNHK解説委員の平沢和重(星野源)に依頼するシーンを用いて、太平洋戦争に敗れた日本がオリンピック招致する意義を視聴者にも分かりやすく説明する手法をとった。

1948年のロンドンオリンピックに敗戦国の日本選手団は不承認により参加できず、田畑をはじめとする日本水連は“裏オリンピック”として同日に日本選手権を行ったことや、田畑がマッカーサーに直談判したり、東が苦渋の選択で都知事に立候補したいきさつ、日本選手団がフィリピンに遠征して現地の子どもたちから「人殺し」と石を投げられたエピソードなどが描かれ、戦後にあって東京オリンピックを開催するまでにどれだけの苦労があったかを振り返る集大成だ。

折しも徳井義実の不祥事により別の意味で注目を集めている本作だが、ドラマの展開はこれから急加速して佳境に入っていく。これを機に『いだてん』を見始めた人はその世界観に引き込まれるだろう。

続いて21時からはTBS系日曜劇場『グランメゾン東京』第2話がオンエアされた。木村拓哉演じる主人公の腕利きシェフ・尾花夏樹が過去に料理でアレルギー事故を起こし名声と信用を失いながら、三つ星レストランを夢見る料理人・早見倫子(鈴木京香)と協力して新しいレストランを立ち上げようとする。

「BISTRO SMAP」で鍛えた木村拓哉による料理シーンはもちろんながら、頑固で忖度したコミュニケーションが苦手な尾花と、フランスの二つ星レストラン「エスコフィユ」時代に仕事した仲間との関係が大きな見どころだ。尾花への信頼を失った仲間たちの離れてしまった心が少しずつ戻るところを見事に表現する演技やカメラワークに注目したい。

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