【海外発!Breaking News】毒ヘビに噛まれた指を慌てて切り落とした男性 「その必要はなかった」病院スタッフ(中国)
TechinsightJapan / 2019年11月1日 10時50分
毒ヘビと言えば日本ではハブやマムシが知られているが、台湾に生息するヒャッポダ(百歩蛇)は「百歩歩くうちに死ぬ」と言われるほどの猛毒からその名が付いたという。このヒャッポダ、中国では「五歩蛇」と呼ばれている。五歩歩いたら死ぬというわけだ。現代では毒ヘビに噛まれてもすぐに血清注射を受ければ治療が可能だが、「五歩歩いたら死ぬ」という言い伝えを信じ、噛まれた指を切り落としてしまった人がいた。『Nownews』などが伝えている。
10月26日、中国・浙江省杭州市に住む男性、張さん(60歳)は山仕事中に人差し指をヘビに噛まれてしまった。指を噛んだのが“五歩蛇”だと気付いた張さんは驚き、慌てて指をナイフで切り落としたという。その後、病院へ駆け込んだ。
病院スタッフの話では、人差し指が切り落とされているのを見た時は驚いたが、張さんに事情を聞いて思わずやれやれと頭を振ったそうだ。「そんな必要はなかったのに。“五歩蛇”は世間で思われているほど猛毒ではない」という。
医師によれば、過去にも毒ヘビに噛まれ、医療の知識がないばかりに間違った応急処置をしてしまうケースが何度もあったようだ。張さんと同じように、手や足の指を切り落としたり、紐やワイヤーできつく縛ったり、傷口を焼いて毒素を破壊しようとした人もおり、病院へ来た頃にはすでに組織が壊死していたそうだ。
医師は「毒ヘビに噛まれたとしても、毒素がまわるには時間がかかるので、すぐに病院で治療を受ければ、通常命の危険はない」と述べている。なお、残念ながら張さんは切り落とした指を捨ててしまっており、再接着はできなかったということだ。
画像は『NOWnews 2019年10月29日付「陸男被百步蛇咬到「斷指」保命! 醫生傻眼:完全沒必要」(圖/翻攝自大陸微博)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「余命半年」ステージ4がん闘病の舞台俳優、斎藤歩さん59歳 作品に重ねる自身の運命「病人にやれやれって、残酷な街だよ札幌は」
北海道放送 / 2024年8月12日 18時50分
-
ノックの音、玄関には隣人...ではなく「まさかの猛毒生物」! 「涼みたかったのだろう」と家主
ニューズウィーク日本版 / 2024年7月31日 15時19分
-
教科書通りの救助方法を実施した青年がSNSで話題に―中国
Record China / 2024年7月29日 12時30分
-
【海外発!Breaking News】毒グモに手を噛まれた男性、指が壊死し一部切断「1本は腐り落ちた」(スペイン)
TechinsightJapan / 2024年7月24日 5時0分
-
【海外発!Breaking News】レストランの椅子に毒グモ? 噛まれた脚が黒く変色した男性、5日後に死亡(ブラジル)
TechinsightJapan / 2024年7月17日 13時54分
ランキング
-
1ウクライナ軍、越境攻撃でロシア28集落を制圧 プーチン氏「民間人を攻撃する連中」などと批判
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年8月13日 11時56分
-
2プーチン氏、ウクライナ軍の「駆逐」命令 越境攻撃で12万人超避難
AFPBB News / 2024年8月13日 9時58分
-
3ロシア西部・クルスク州で住民12万人避難…ウクライナ軍、数千人規模の「越境攻撃」
読売新聞 / 2024年8月13日 1時12分
-
4焦点:米国で熱中症による死者増加、「エアコン義務化」には家主の抵抗
ロイター / 2024年8月13日 12時5分
-
5トランプ・マスク両氏が対談、Xの障害で開始遅れる 130万人超視聴
ロイター / 2024年8月13日 14時29分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください