【海外発!Breaking News】身体に鉄の棒が刺さった犬、急所を外れ奇跡的に助かる(英)
TechinsightJapan / 2019年11月17日 5時50分
イギリスで体長とほぼ同じ長さの鉄の棒が身体に突き刺さるというアクシデントに見舞われた犬が、獣医の機転もあり一命を取り留めた。鉄の棒は犬の急所を外れて刺さっており、運も味方したようだ。『Newbury Today』などが伝えた。
ウェストバークシャーのエンボーンで今月初旬、飼い主と午後の散歩を楽しんでいたジャーマン・ワイアーヘアード・ポインターの“アンガス(Angus)”に悲劇が起こった。アンガスは道路脇の溝の中に飛び込んだ際に、溝の底から突き出ていた錆びた鉄の棒が身体に突き刺さり、ショック状態に陥ったのだ。
その後飼い主からの連絡を受けて、現場にドニントン・グローブ・獣医グループ(Donnington Grove Veterinary Group、以下DGVG)のウィル・ホッジ獣医ら2人が駆けつけた。
DGVGのルーシー・メイプルベック獣医看護師は、アンガスの容態について次のように語った。
「ホッジ獣医はショック状態に陥ったアンガスを見て一刻を争うと判断し、すぐに手術ができるようDGVGに連絡してスタッフが準備を整えました。そもそも獣医が現場に向かうのは珍しいことですが、アンガスは血圧が下がり大量の水分補給が必要でした。鉄の棒がどれだけ長いのか、またどんな状態で刺さっているのかはその場ではわからなかったので搬送は慎重に行われました。」
「レントゲン検査の後、開胸術で鉄の棒を摘出しましたが、手術は4時間にも及びました。また胸腔内の余分な空気や分泌液を体外に排出するために胸腔ドレナージを挿入しなければなりませんでした。」
「手術後はアンガスに強い鎮静剤を与え、集中治療室で24時間の監視が続けられました。飼い主はアンガスが心配で一日に2度は病院を訪れていましたが、8日間の入院後無事に退院することができました。術後は順調でアンガスは完全な回復が見込まれます。」
ルーシーさんによると、鉄の棒はアンガスの脇の下から突き刺さり、横隔膜を抜けて腹部に達していたという。これだけの大怪我にもかかわらずアンガスが助かったのは、鉄の棒が心臓や肺などの主要臓器を外れていたためだそうだ。
ちなみに今年5月にもインドで、180センチの鉄棒が身体を貫通した3歳児が、奇跡的に助かっていた。この男児も鉄棒が斜めに突き刺さり、急所を外れたことが不幸中の幸いだったようだ。
画像は『Fox News 2019年11月14日付「Dog miraculously survives spike impaling chest: ‘A complete freak accident’」(SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【海外発!Breaking News】2度の奇跡! トラックに轢かれ埋葬された犬 墓から這い出し驚異の回復(韓国)
TechinsightJapan / 2024年7月19日 14時31分
-
【海外発!Breaking News】足場から転落後、鉄の棒が縦に刺さった男性 急所を外れ驚異の回復(ブラジル)
TechinsightJapan / 2024年7月18日 13時37分
-
「長生きする猫の特徴」が最新研究で解明…マタタビには“意外なメリット”が明らかに
女子SPA! / 2024年7月15日 8時45分
-
「もう激痛に耐えなくてもいいよ」闘病を経て3本足に…愛猫から学んだ“生きようとする強さ”
まいどなニュース / 2024年7月12日 15時0分
-
ソファに突き刺さったレトリバー 飼い主も「なんで」と困惑
おたくま経済新聞 / 2024年6月26日 19時30分
ランキング
-
1米サイバーセキュリティー企業CEO、世界的システム障害めぐり「問題を修正、まもなく復旧する」と謝罪
日テレNEWS NNN / 2024年7月19日 22時56分
-
2世界的システム障害、復旧になお数日か 米政権も調査に
ロイター / 2024年7月20日 6時50分
-
3イスラエルの入植活動は国際法違反、ICJが勧告 イスラエル反発
ロイター / 2024年7月20日 1時26分
-
4空港や鉄道、世界で対応に奔走 豪テレビ、映像素材流せず
共同通信 / 2024年7月19日 20時23分
-
5バイデン撤退論が米民主党で急拡大、要求の議員計35人に 本人は選挙戦継続訴える
産経ニュース / 2024年7月20日 8時41分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください