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【海外発!Breaking News】母親に暴力を振るう父親をハンマーで殴った息子、出所後「後悔はない」(英)

TechinsightJapan / 2019年11月21日 21時30分

ベンさんは犯行後、クレイグさんの返り血を浴びてパニックに陥ったが、警察署に向かい犯行を自白したという。当初ベンさんは12年の刑が下されたが、クレイグさんの家庭内暴力がトレーシーさんにより明るみに出たことから、刑期が短くなり6年と言い渡された。

殴られたクレイグさんは大怪我をしたものの命を落とすことはなかったが、ベンさんが服役中の2016年11月に首を吊り自らの命を絶っている。

出所したベンさんは、トレーシーさんを守るために「あの時は選択肢がなかった。後悔はしていない」と明かし、次のようにも述べた。

「もしかしたら別の方法で対処できたかもしれません。しかし警察が何度もうちに来たのを見てきましたが、彼らは何も力を貸してはくれなかった。僕たちがどんなに助けを求めて声をあげたとしても、警察は何もしてくれなかったのです。僕が自分の手でああするしかなかったんです。」

「僕はただ、父の暴力を止めたかった。それで自分を犠牲にしました。たとえ刑務所に行くことになっても止めなければ…と自分に言い聞かせました。僕は後悔していません。大きな過ちを犯してしまったのかもしれませんが、僕が刑務所に入らなければ母が罪を犯すことになっていたかもしれません。」

ベンさん宅を度々訪れていたクリーブランド警察のマシュー・ホリングスワース捜査官(Matthew Hollingsworth)は、ベンさん家族が警察に失望していることについて「誠に申し訳ない」とコメントした。

なお現在のベンさんは、自分の人生を取り戻すために前向きな気持ちで日々過ごしているという。

画像は『Daily Star 2019年11月18日付「Son who attacked abusive dad with hammer says he doesn’t regret it」(Image: Andy Commins / Daily Mirror)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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