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【エンタがビタミン♪】THE ALFEE、代々木で初ライブ「アルフィー銀行は破綻しません。情熱、青春お預けください」

TechinsightJapan / 2019年12月27日 20時0分

高見沢俊彦(65)は、50年前に同所にあったプールに「クラスの仲間と夏休みに来たことがあるんですよ」と思い起こし、「まさか50年後にこの衣装着て、いまだある長い髪を赤く染めながら巻きながらジャンプするとは思わなかったよ!」と笑わせてから「これも皆さんの温かい声援の賜物だと思っています」とファンに感謝した。



このライブでもロック、ポップス、アコースティック、プログレッシブロック、昭和歌謡とバラエティに富んだ楽曲を唯一無二のコーラスで聴かせたTHE ALFEE。高見沢がギターを持たずにハンドマイクで熱唱する『終わりなきメッセージ』、坂崎がハンドマイクでスタイリッシュに歌う『CRASH!』、高見沢がヘッドマイクで振り付きで歌う『D.D.D!』とスタイルもさまざま。『SWEAT&TEARS』では何本もの火花が吹き上がるなか3人並んでヘッドバンギング、『シュプレヒコールに耳を塞いで』では坂崎と高見沢のギターの掛け合いに釘付けにさせ、『ROCKDOM -風に吹かれて-』では観客にリフレインを合唱させ、当時「東京湾13号埋立地」と呼ばれたお台場での観客10万人ライブ『TOKYO BAY-AREA』(1986年)を彷彿とさせた。



最後に高見沢が「みんなとともに歩んだ45年、心から感謝を込めて。みんなと一緒に歌った、そしてツアーをやったことが僕らの誇りかもしれない。そんな思いでこの曲を…」とラスト曲『Pride』を紹介。桜井が伸びやかで艶やかなヴォーカルを聴かせ、最後にサビを3人が楽器を弾かずにマイクを通さずに歌い上げた。ライブでしか決して味わうことができない自分の耳にダイレクトに届いた真摯で圧倒的な歌声に、最大級の拍手が沸き上がった。



高見沢俊彦は「みんなから預かった青春は利息をたくさんつけて返さないといけない。アルフィー銀行は破綻しないようにできています。是非皆さんの情熱、青春などお預けください」とユーモラスに決意表明。「50周年、是非みんなとともに」と5年後を見据えるTHE ALFEEは、29日に大阪城ホールにて今年のライブを締めくくる。来年は『Best Hit Alfee 2020 春の夢』と題し、4月2日から埼玉・川口リリアメインホールを皮切りに全国で31公演を予定している。

ライブ写真:上飯坂一
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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