【エンタがビタミン♪】紗栄子、オーストラリア森林火災で日本の報道の少なさにショック「私たちが知らなければいけない、大切なことがあるのでは」

非常事態宣言まで発令されたオーストラリアの森林火災は今なお被害が拡大、20人以上の犠牲者を出し森林に生息する動物たちにも被害を及ぼしている。このオーストラリアの危機にモデルでタレントの紗栄子が7日、2つの支援先に寄付をしたことを報告した。そこを選んだ理由も説明しており、「どこに寄付をして良いのかわからない」と困っていたフォロワーの参考になったようだ。

日本ではあまり報道されていないが、今回のオーストラリアの森林火災で8000頭ものコアラが犠牲になっているという。この森林火災は今後数か月続くと見込まれ、オーストラリア出身の女優ニコール・キッドマンや米歌手セレーナ・ゴメスが被害者のために寄付をしたことをSNSに報告し、支援を呼びかけている。

『SAEKO saekoofficial Instagram』によると、年末年始を日本で過ごしていた紗栄子はオーストラリアの森林火災のニュースを目にすることがほぼ無かったので、「鎮静に向かっている」と思っていたという。しかし久しぶりにSNSを開いたり海外に出てみるとオーストラリアの森林火災に関する情報が溢れており、日本のテレビでほとんど報道されていないことに「もっと私たちが知らなければいけない、大切なことがあるのでは」とショックを受けたそうだ。

10年以上も前から被災地や養護施設へのボランティアや支援活動を個人で続け、昨年10月に非営利のボランティア社団を設立した紗栄子。日本は地震や災害で海外から多くの支援を受けており、このオーストラリアの危機に「恩返しの気持ちも込めて動く時だ」と感じたという。そこで調査した結果、「ニューサウスウェールズ地方消防局のボランティア消防団たちへの支援先」と「ポートマッコーリー·コアラ病院が開設したGoFundMeというオンライン募金サイト」に寄付することにした。「同じ思いの方で寄付先を悩まれていらっしゃる方がおりましたら、ひとつの選択肢として参考にしていただければと思います」として、決めた理由が詳しく綴られている。

そして「今まで地球からのたくさんの恩恵を当たり前のことのように受けてきた私たち人間が、生かされている者として地球に対して何をしていかなければならないのか、みんなで真剣に考えなければならない」との紗栄子の訴えに、共感したフォロワーも少なくないようだ。

「メルボルン在住です。詳しく取り上げていただいてありがとうございます。涙がでます」、「シドニーに住んでます！　紗栄子さんのような影響力のある方がこうして、情報をわかりやすく細かく伝えてくださると、とても助かります」、「シドニー在住の者です。山火事のニュースを取り上げてくださって、ありがとうございます。そして寄付も」と現地在住の日本人の方からの声や、「私も日本でこのニュースがほとんどと言っていいほど報じられていないことに、心から疑問を持っていました。寄付先も迷っていたので参考にさせて頂きます」、「紗栄子さんありがとうございます。どこに寄付しようか迷っていたので寄付先の情報すごくありがたいです」、「寄付先を悩んでおりました。活動内容、紗栄子さんが寄付先に選ばれた理由も書いて下さりとても参考になります」と寄付先に関するコメントも見受けられた。

画像2枚目は『SAEKO　2020年1月7日付Instagram「非常事態宣言が出され、未だコアラなどの野生動物たちがたくさんの命を落としているオーストラリアの火災をみなさんご存知でしょうか。」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　みやび）