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【エンタがビタミン♪】笠井信輔アナ、病室で号泣 『徹子の部屋』に出演した堀ちえみの話に「どれだけの努力があったか」

TechinsightJapan / 2020年1月8日 19時53分

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悪性リンパ腫で闘病中の元フジテレビでフリーの笠井信輔アナウンサー(56)が、7日放送の『徹子の部屋』で舌がんの手術後に初めてテレビで肉声を披露したタレントの堀ちえみ(52)についてブログに綴った。放送中から涙が止まらなくなり、途中病室に入ってきた医療スタッフがそのまま出て行ってしまったほど泣き崩れていたようだ。

堀ちえみは昨年2月の舌がん手術で舌の6割以上を切除し、太ももの肉を舌に移植した。手術後に麻酔が切れて自分の顔を見た時は「リンパも切っているので顔が腫れて、口は閉じないし、舌ははみ出ていた」と言い、もう芸能人として活動することは不可能だと覚悟したという。また家族は堀に術後のリハビリの大変さは伝えておらず、とにかく前向きに手術を受けさせることを優先したようだ。それくらいリハビリは想像を絶する過酷さで、とろみのついた液体を飲み込む練習から始まり、「あえいうえおあお」と延々と繰り返す発声練習など「舌から血が出るんじゃないか」と思うぐらいのハードなトレーニングの連続だった。だが堀は「家族のために頑張らなければ」と歯を食いしばり、リハビリに励んだ。その努力が実り、術後1年も経たぬうちに『徹子の部屋』に出演することが叶い、入院中に励ましの手紙をもらった黒柳徹子と直接言葉を交わしながら笑い合える日を迎えることができたのだ。

7日の公式ブログ『笠井TIMES 人生プラマイゼロがちょうどいい』によると、堀の話で一番共感したのは「手術をしたくなかったので、“これで自分の人生終わっても仕方がない”とお話した部分」だという。笠井信輔アナも最初に担当医から「生存率7割」と聞いた時、自分の人生56年振り返ったそうだ。学生時代は楽しく、友人にも恵まれ、フジテレビアナウンサーとして華々しい道を歩みながら素敵な仲間と仕事ができた。本も書いて、講演もして、2か月間だけでもフリーアナウンサーとしての楽しさを味わせてもらったので、“このまま死んだとしても悔いは無い”と抗がん剤治療は受けない選択を考えたという。

しかし自分の病気を高校生の三男に告げた時「約束していたのに、僕とスキーには行けないの?」との言葉が返ってきたそうで、笠井アナは「そうだよな。死んじゃダメだよな」と息子との約束を果たしたいと思うようになる。堀も高校生の娘から「自分はまだ母さんと16年しか一緒に暮らしていない」と頼まれて、手術を決断したと話していた。2人とも“家族のために生きよう”と決心し、大きな病と闘う道を選んだのだ。

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