【海外発!Breaking News】86歳女性、新型コロナから回復「これは奇跡じゃない」過去には戦争や心臓手術を生き抜いたファイター(英)

TechinsightJapan / 2020年3月30日 21時30分

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新型コロナウイルスに感染し、英ノッティンガムの病院に入院していた86歳の女性が奇跡の生還を果たした。女性は過去に第2次世界大戦の戦火から逃れ、心臓手術(開心術)や2度の人工膝関節置換術と2度の人工股関節置換術を乗り越えてきた。そしてこのたび新型コロナウイルスによる深刻な状態から見事に回復したことを『Nottinghamshire Live』『Metro』などが伝えている。

英ノッティンガムのウォラトン地区に住む86歳のバーバラさんは、今年2月に股関節を骨折した。さらに英時間3月12日には、理学療法を行うため訪れていたリハビリテーションセンターで転倒し脊椎を骨折してしまった。急遽ノッティンガムにあるクイーンズ・メディカル・センターの救急外来に運ばれて入院したが、そこで新型コロナウイルスに感染していることが明らかになった。

バーバラさんの容態は18日以降に急変したが、医師らは蘇生しないように命じることを検討していたという。胸には大量の水が溜まっており、非常に深刻な状態だった。家族は最悪の事態を恐れていたが、バーバラさんは見事に生還し現在は回復中とのことだ。

バーバラさんには、3人の子供達と3人の孫達がいる。第2次世界大戦前に生まれ、戦火から逃れるために森を駆け抜けた事実を子供達に話したこともあるそうだ。過去にはクリケットのバット製造工場や食料品・日用品を売る小売店で働いていた。

バーバラさんの息子リチャード・ブライリーさんは、自身のFacebookでこのように述べている。

「86歳の母親は、ヒトラーの戦火を逃れ、心臓手術(開心術)と2度の人工膝関節置換術と2度の人工股関節置換術を受けています。さらにCOVID-19が陽性と診断され、集中治療室に1週間入院していました。そして今日、母は無事に生還したのです。メディアはこういった出来事に焦点を当てて、人々に希望を与えるべきです。」

ノッティンガムのラドフォードにあるメアリー・ポッター健康センターで診療マネージャーとして働く娘のカレンさんは、母親バーバラさんの奇跡的な生還について「誰もが死ななければならないというわけではないのです」と述べたうえで、次のように語った。

「高齢者や基礎疾患を持つ人たちでも、(感染に勝ち抜けるという)希望を持てるのです。8日間完全に隔離されていた母は誰とも会えず、非常に憔悴しきっていました。FaceTimeの使い方を教えるのは難しかったため、1人でクロスワードをしたり私たちに電話をかけてくれました。母は現在、自宅に帰りたがっていますよ。」

バーバラさんが入院した後、家族にも新型コロナの軽い症状が現れたために彼らは自主隔離中だという。そのひとりであるバーバラさんの孫ジェームズ・ガブリエルさんは、病院スタッフに感謝の気持ちをこう明かしている。

「病院スタッフが祖母の症状にすぐ気付き、素早く検査を行うという迅速な対応があったからこそ、家族は自主隔離することができたんだ。」
「これは奇跡じゃない。病院スタッフによる多大な努力と祖母の闘魂による結果だよ。」

画像は『Nottinghamshire Live 2020年3月27日付「Woman, 86, who battled coronavirus with ‘fighting spirit’ now recovering at Queen’s Medical Centre」(Image: Family of Barbara Briley / Ian Hodgkinson Picture It)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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