1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

【海外発!Breaking News】ラスベガス銃乱射事件で命を守ってくれた男性と結婚した女性(米)

TechinsightJapan / 2020年4月20日 21時0分

写真

2017年10月1日、米ラスベガスのカントリー・ミュージックフェスティバルの会場でスティーブン・パドック容疑者が自動小銃を乱射した無差別殺人事件は、2年半が経過した今でも衝撃的な事件として人々の記憶に残っている。この事件の生存者が当時の悲しみを払拭してくれるような話題を届けてくれた。事件現場にいた女性が、自分を守ってくれた男性と結婚していたのだ。『Metro』『Upworthy』などが伝えている。

米カリフォルニア州サンディエゴ郡ラモーナに住むシャンタル・メランソンさん(Chantal Melanson、29)と夫であるオースティン・モンフォートさん(Austin Monfort、24)は昨年11月1日に結婚し、新婚生活を送っている。この夫婦はラスベガスで史上最悪と言われる銃乱射事件の生存者だった。

事件当時、シャンタルさんはカナダのアルバータ州に住んでおり、2017年9月29日~10月1日まで3日間開催されていたカントリー・ミュージックフェスティバル「Route 91 Harvest Music Festival」のために友人と共にラスベガスを訪れていた。

シャンタルさんは到着したその日の夜に、レストランバー「ギリーズ・ラスベガス(Gilley’s Las Vegas)」を訪れたが、そこでオースティンさんと出会った。カリフォルニアから来ていたオースティンさんはこの日、21歳の誕生日を友人に祝ってもらっており、そこでシャンタルさんに声をかけたそうだ。

そしてお互いに連絡先を交換し、フェスティバル最終日の10月1日に会う約束をした。当日に再会した2人は会場の熱気の中で音楽に合わせて踊り、フェスティバルを楽しんでいた。しかし午後10時に差しかかった頃、突然銃声が鳴り響いた。会場近くにあるマンダレイ・ベイ・ホテルの32階から、スティーブン・パドック容疑者が会場にいる約2万2000人に向けて自動小銃を乱射した瞬間だった。

シャンタルさんは一瞬、花火が打ち上げられたのかと思ったようだがすぐに銃声だと気づき、オースティンさんと向き合って地面に伏せた。なおも銃声が鳴り響き、人々が異なる方向へ逃げ惑う中で、オースティンさんはシャンタルさんをしっかりと抱き寄せて足早に会場の外へと向かった。

幸運にも会場脇の通りにいたタクシーに乗車できたが、すでに何人かの女性が乗っており、彼女達は脚や腹部を撃たれていたため一緒に病院へ向かうことにした。シャンタルさんは当時のことをこのように振り返っている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください