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【海外発!Breaking News】高齢者介護施設で暮らす94歳男性、亡き妻の顔写真入りクッションを贈られ号泣(英)<動画あり>

TechinsightJapan / 2020年4月24日 21時20分

【海外発!Breaking News】高齢者介護施設で暮らす94歳男性、亡き妻の顔写真入りクッションを贈られ号泣(英)<動画あり>

結婚の誓いで「死が二人を分かつまで」というフレーズがあるが、イギリスの94歳の男性は長年連れ添った妻を昨年亡くし、高齢者介護施設で暮らしていた。この男性が亡くなった妻を深く愛していたことを知った同施設の女性スタッフは彼のためにあるプレゼントを贈ったところ、男性は感極まってしまったという。『New York Post』『BBC News』などが伝えている。

英ランカシャーの介護付き施設「シスルトン・ロッジ」で暮らすケン・ベンボウさん(Ken Benbow、94)は、昨年8月に71年間連れ添った妻のエイダさん(Ada)を亡くし、この施設で暮らすことになった。ケンさんは毎晩、エイダさんの写真に話しかけては、その写真をベッドのそばに置いて眠っていた。

そんなケンさんの愛情深い姿に同施設で働くキア・トービンさん(Kia Tobin、17)は心を動かされたようで、ケンさんがエイダさんをもっと近くに感じられるように、あるアイデアを思いついた。

そして後日、キアさんはケンさんの部屋を訪れ、プレゼントとしてクッションを手渡した。突然のプレゼントに不思議に思いながらもクッションを手に取ったケンさんは、笑顔とともに驚きの声をあげた。それもそのはず、クッションには亡くなった妻エイダさんの顔写真がプリントされていたのだ。

感極まったケンさんはクッションを両手で優しく抱き、顔をくしゃくしゃにして男泣きに泣いた。ケンさんはクッションのエイダさんに「おお、ダーリン…」と呼びかけ、今まで抑えていた恋しい気持ちが一気に溢れ出てしまったかのように見えた。

ケンさんは周りにいた人達から「素敵なクッションだね」と声をかけられ、キアさんからは「フォトフレームに入った写真よりも、ちょっとは良くなるかなと思ったの」と声をかけられた。

キアさんはケンさんについて「彼はとても面白くって素敵な人なのよ」と語っている。若い頃、第二次世界大戦中は海軍に勤務していたというケンさんは、今回のサプライズプレゼントについてこのように明かした。

「エイダはとても素晴らしくって思いやりのある妻でした。クッションを手にした時、それは私が欲しいと思っていた、最も大切だと思える物でした。」

「私達は71年間結婚生活を共にしてきたのですが、彼女がこの世を去った時は非常に悲しくて心が張り裂けそうでした。しかし今では毎晩、私の腕の中にエイダがいるのです。」

シスルトン・ロッジのFacebookにはこの時のケンさんの動画が投稿され、多くの人が胸を打たれたようだ。「ケンさんは幸せな結婚生活を送っていたのね」「泣かせてもらったよ。キアさんもケンさんも素晴らしいよ」といったコメントが届き、動画は45万回以上も再生されている。



画像は『New York Post 2020年4月21日付「Elderly man sobs after receiving sweet gift in honor of late wife」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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