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【海外発!Breaking News】「助けて!」窓越しのSOSメモに警察が緊迫、宿題に行き詰まった少女の助けと判明(米)

TechinsightJapan / 2020年4月27日 21時45分

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子供時代、目の前の宿題が解けずに誰かに助けを求めたくなった経験はないだろうか? アメリカに住む10歳の少女もまた同じだったようだ。少女は宿題に行き詰まった末、誰かに助けを求めるため「SOS」のサインを出した。しかしこれがちょっとした大ごとになってしまった。『New York Post』『FOX6Now.com』が伝えている。

米フロリダ州のコリアー郡保安官事務所が今月23日、Facebookに投稿した内容が多くの関心を集めた。投稿された写真には、ある住居の窓越しに子供が書いたと思われる文字で「助けてください! お願い、ここから出して!」と書かれた1枚の紙があった。

同保安官事務所によると、今月22日にたまたまこのメッセージを保守メンテンスの従業員が目にして緊急通報してきたのだという。子供が助けを求めているとあって、現場に向かった保安官もさぞかし緊迫した面持ちだったことだろう。しかし助けを求めていたのは、宿題に行き詰まった10歳の少女だということが判明した。

事の発端は、少女が母親に「宿題が終わるまで部屋から出ないように」と言われたことにあった。算数の宿題を解くのに行き詰まった少女は、このままでは部屋から出られないと感じ、誰かに助けを求めるメッセージを窓越しに掲げたというわけだ。

駆けつけた保安官らは危険な状態でないことに安堵したようで、同保安官事務所のFacebookに次のように投稿している。

「誰も危険にさらされるような事態ではなく我々も安心しました。今回の件は少女が算数の宿題に行き詰まったことが原因でした。そこでひとりの保安官が個人の携帯番号を少女に教え、『宿題がわからなかったら911じゃなくてここにいつでも電話してね』と伝えたようです。」

今回は保安官による少女に対する粋な計らいで一件落着を見たが、宿題に行き詰まった子供による「911」への緊急コールは過去にもあった。

インディアナ州で昨年、算数の問題が解けずにいた少年から「911」に連絡を受け、女性オペレーターが宿題を手伝うといった出来事があった。しかし当時、通報を受けた警察署は公式Facebookで対応した女性オペレーターを称賛しつつも「宿題を手伝うというのは想定外なので、911にダイヤルすることはお勧めしません」と少年に対しやんわりとお灸をすえている。

画像は『Collier County Sheriff’s Office 2020年4月23日付Facebook「Deputies in North Naples responded to a scary call on Wednesday, after a maintenance worker noticed a sign in an apartment window that read “Help! Get me out of here!”」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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