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【海外発!Breaking News】一度に21匹の子犬を生んだ母犬 ギネス記録には一歩及ばず(豪)

TechinsightJapan / 2020年5月1日 18時40分

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犬が一度に出産する子犬は、サイズや種類によって異なるが一般的に6~10匹と言われている。大型犬になるほど子宮が大きくより多くの子が育てられるというが、このたびナポレオン・マスティフ犬から21匹もの子犬が誕生し、オーストラリア新記録を樹立したとのほほえましいニュースが『ABC.net.au』『7NEWS.com.au』より伝えられ、人々が喜びの声をあげている。

豪ブリスベン南部のアンダーウッドにある動物救急センターにて4月20日、ナポレオン・マスティフの“シャドウ”(4歳)が21匹の子犬を緊急帝王切開にて出産したことを同病院の獣医が発表した。

シャドウが産んだ21匹は、「一度の出産で最も多くの子犬を産んだ犬」のギネス記録を持つイギリスの“ティナ”(同じくナポリタン・マスティフ)の24匹にはあと一歩及ばなかったものの、オルベリーのダルメシアン犬“メロディ”とアメリカン・ブルドッグ犬“ミニー”が成し遂げたオーストラリア国内の記録19匹を破り、国内最高記録として新たに認定されることとなった。

4月20日の朝、シャドウは飼い主の自宅で3匹を自然分娩したが、その後4時間お産が全く進まず、また3匹のうち1匹が死産であったことから最悪の事態を想定した飼い主によってアンダーウッドの動物救急センターに運び込まれた。

病院到着時、シャドウは4時間のお産を経て「ぐったりとしていた」とパトリシャ・ジマーマン獣医は当時の様子を明かしている。

ジマーマン獣医が胎児の数を確認するために超音波検査をしたところ、シャドウのお腹になんと10匹以上がいると判明し、同日午前7時に緊急帝王切開が行われることになった。同獣医は「私たちは子犬たちの心拍をただちに確認し、シャドウにとって最高の結果になるように祈ったわ」とのちに語っている。

直ちに進められた帝王切開において、獣医らはシャドウが出産によって大量の出血をしていることを発見。シャドウは卵巣子宮摘出の必要にせまられたものの、なんとか命を取り留めた。

その後、10名の獣医と看護師らによって45分以上かけて行われた帝王切開の結果、シャドウからは新たに18匹が取り出され、合計21匹の子犬が誕生した。21匹のうち残念ながら3匹が死産であったが、生き残った18匹はシャドウが飼い主と自宅療養を続ける間、同病院にてケアを受けたそうだ。

シャドウの飼い主のルーク・ベリーさんによると、子犬たちも現在は自宅で過ごしており、ママになったシャドウはよくやっているとのことだ。

「こんなにたくさんの子犬がくるなんて思いもしなかったよ。」
「とても驚いたよ。シャドウは本当によくやった。今、僕らは24時間のシフト体制で(子犬たちに)えさをやっているよ。」

そう語ったルークさんだが、18匹の奇跡の子犬たちを家に連れ帰りたいとすでに何人かが興味を示しているとのことである。

画像は『7NEWS.com.au 2020年4月22日付「Queensland Neapolitan Mastiff gives birth to record Australia puppy litter」(Credit: Animal Emergency Service/Supplied)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 YUKKE)

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