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【海外発!Breaking News】5歳男児、所持金3ドルでランボルギーニを買うため車で12時間の旅へ(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2020年5月7日 6時45分

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子供の発想は大人の想像を超えることが多いが、このほどアメリカで5歳男児がお金を握りしめ、車を運転して2つ隣の州のカリフォルニア州までランボルギーニを買いに行こうとした。しかもその所持金は3ドル(約320円)だったという。『The Sun』『KSL Newsradio』などが伝えている。

米ユタ州ウィーバー郡の州間高速道路15号線で今月4日の正午前、パトロール中の同州の州警察官が蛇行運転する車を発見し、停止を求めた。警察官は当初、身体などに障がいを持つ人が運転していると思ったようだが、車内を見ると運転席に5歳の男児が座っていた。

確認したところ他に誰も同乗しておらず、男児が自分で車を運転していたようだ。男児は自分のしたことの重大さに気付いたのか、警察官の質問に涙目になりながら答えていたという。

調べによると、男児は高級スポーツカーのランボルギーニを買って欲しいと両親にねだったが、断られてしまった挙句に母親と言い争いになったため、自分で購入しようと思い立ったようだ。

男児は両親が仕事で不在の間、一緒に留守番をしていた兄の目を盗んで家を抜け出し、お金を握りしめて親の車に乗り込み、ユタ州のオグデンから車で約12時間はかかるカリフォルニア州までランボルギーニを買いに行こうとしたのだ。

ところが3マイル(約4.8キロ)ほど運転したところで警察に停車を求められ、彼のランボルギーニ購入の夢の旅はそこで終わってしまった。ちなみに男児の財布の中には3ドルしか入っていなかったそうだ。今回対応をした警察官のリック・モーガン氏(Rick Morgan)は次のように明かした。

「彼は動揺して今にも泣きそうでした。なぜカリフォルニアなのか聞いたところ、一言『ランボルギーニを買うために』と答えたんです。彼の両親は、今まで息子が車を運転する姿を見たことがなくこれが初めての運転だと話していました。」

またユタ州ハイウェイパトロール隊(Utah Highway Patrol)のTwitterには「その子は車を運転してカリフォルニアでランボルギーニを買うつもりでした。しかし財布には3ドルしか入っておらず、購入資金が十分ではなかったようです」と綴られていた。

今回は男児含め他に負傷者がいなかったことが幸いだったが、警察では男児と彼の家族について起訴するかどうかを今後検討するという。



画像は『The Sun 2020年5月5日付「ON THE LAMBO Boy, 5, with $3 in his wallet caught driving his parents car from Utah to California to go buy a Lamborghini」(Credit: Utah Highway Patrol / Twitter)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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