【海外発!Breaking News】浜辺のリアル過ぎるサンドアートに騙される人が続出(スペイン)
TechinsightJapan / 2020年5月28日 21時0分
![【海外発!Breaking News】浜辺のリアル過ぎるサンドアートに騙される人が続出(スペイン)](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/japantechinsight/japantechinsight_691425_0-small.jpg)
スペインのアーティストがビーチの砂を使って作り出した動物たちが、信じられないほどリアルだと話題になっている。『The Sun』『Bored Panda』などが伝えた。
話題のアーティストはアンドニー・バスタリカさん(Andoni Bastarrika)でこれまで約10年間、スペイン北部のバスク州にあるビーチを転々として、浜辺の砂を使って作品を作ってきたそうだ。
作品の多くは動物がモデルとなっており、ウシやゾウ、サメ、イヌ、タコ、カメなど様々だ。どの作品もほぼ実物大で、ウシの作品と並ぶアンドニーさんの写真を見るとその大きさがよくわかる。細部も作り込まれており、筋肉の盛り上がり方や毛並みの質感などが本物そっくりに再現されているのだ。別の写真にあるゾウの作品は、目の周りや鼻のしわが一つ一つ丁寧に施されていて、今にも瞬きをしそうな雰囲気である。
アンドニーさんがこのような作品を作り始めたのは2010年の夏頃で、2人の娘に楽しんでもらおうと思ったのがきっかけだったそうだ。それ以来多くの時間をかけて、各地のビーチに作品を作り続けてきた。なんとアンドニーさんは独学でアートを学び、このような高いクオリティの作品を生み出しているという。
作品制作には特別な道具は使っておらず、主に先を尖らせた棒と鳥の羽を使っている。色を付けたりするために灰や石炭粉、粘土粉、石粉を使ったり、ガラスのかけらを使って模様を表現することもあるという。その再現度はまるで本物のようで、実際に通りがかった人たちも驚いていたそうだ。
制作時間はそれぞれの作品の大きさによって異なるそうで、アンドニーさんは「ウマとバイソンは12時間、ゾウは2日もかかりました。小さい犬の場合だと6~8時間くらい必要ですね」と語っている。
動物をモデルにしていることについて「理由はたくさんありますが、その一つは動物には自由な精神があるということ」と明かしたアンドニーさん。続けて「動物はユニークで美しいだけではなく、生きるための素晴らしい知恵を持っています。動物が服を着ていないことは、少なくとも私にとって自由の象徴であると思っています。人は生きるために着飾り過ぎているのです。私は動物を使ってネックレスなどを作ったことはありません。動物が苦しむような形ではなくその美しさを通して、動物の自由さや力、賢さを受け入れ表現したいのです」と自身のアートに対する考え方を述べた。
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