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【海外発!Breaking News】サーフィン中サメに襲われた60歳男性、友人ら果敢に救出も死亡(豪)<動画あり>

TechinsightJapan / 2020年6月13日 22時45分

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世界遺産のグレート・バリア・リーフなど美しい海で知られるオーストラリアでは、多くのマリンスポーツが楽しまれている。ただしその美しい海に魅了されているのは、人間だけではなさそうだ。このほどニューサウスウェールズ州のビーチでサーフィンを楽しんでいた60代男性がサメに襲われるという事故が発生し、周囲の救出もむなしく息を引き取ってしまった。『7NEWS.com.au』『BBC News』などが伝えている。

7日の午前10時過ぎ、シドニー北部から800km離れたサウス・キングスクリフのソルトビーチ(Salt Beach in South Kingscliff)でサーフィンを楽しんでいたロブ・ペドレッティさん(Rob Pedretti、60)がサメの襲撃を受け負傷したと警察と救急隊に連絡が入った。

その歯型や写真から3mほどと推測されるホホジロザメに太ももを噛まれたロブさんは、友人と他のサーファーの2名によって助け出されなんとか岸に戻ることに成功。その後、到着した救急隊によって応急処置が施されたが、左脚の怪我が酷く10時40分にそのまま浜辺で息を引き取った。

マシュー・キーホー捜査官(Inspector Matthew Kehoe)によると、ロブさんの救助に向かった2名の男性が彼を岸に引き上げる間にサメは周囲を旋回し続け、うち一人のサーフボードに突っ込むなどしたという。

現場で対応にあたった救急隊員のテレンス・サベージさん(Terence Savage)は「彼を岸に引き上げた2人は本当に勇敢だよ。ただ残念ながら、僕たちにできることは何もなかった」と『ABC News』に語っている。

事故によってキングスクリフとカバリタの間のビーチは24時間閉鎖され、ニューサウスウェールズ警察にはサメが現場で他のサーファーに危険を及ぼす場合はサメを殺処分する権限が与えられた。しかし数時間後、サメは現場を離れ、それ以降は姿が確認されていない。警察は今のところサメの殺処分は考えていないという。

同エリアでは毎年、この時期になるとホホジロザメの活動が活発になっていた。

ソルトビーチにあるライフセービングクラブのメンバー、ジェームス・オーウェンさん(James Owen)は「今はみんながショックを受けています。とても憂鬱な気分ですよ。このエリアで過去にこういった事故があったかは知りません」と話している。

なおオーストラリアでは、今年1月に西オーストラリア州南海岸沖のカル島(Cull Island)にてダイバーのギャリー・ジョンソンさん(Gary Johnson、57)が、4月にはロックハンプトン沖(Rockhampton)にてレンジャーのザッカリー・ロッバさん(Zachary Robba、23)がサメに襲われて亡くなっており、今回の事故は国内における今年で3件目のサメによる死亡事故となった。



画像は『7NEWS.com.au 2020年6月8日付「Surfer killed by great white in shark attack in Kingscliff identified」(Credit: 7NEWS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 YUKKE)

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