【海外発!Breaking News】自宅待機中の5か月で100キロ太り、280キロになった26歳男性(中国)
TechinsightJapan / 2020年6月17日 21時0分
大相撲の歴代最重量は、ロシア出身の大露羅で292.6キロ(2018年)、歴代2位はハワイ出身の小錦で285キロ(1996年)であるが、そんな力士たちに引けを取らないほど体重が増えてしまった中国の男性が注目されている。男性は湖北省武漢市在住のシュウさん(Zhou、26)で、体重が約280キロもあるというのだ。
中国にある武漢大学中南医院(Wuhan University Central South Hospital)が今月11日、SNSに投稿した26歳のシュウさんの写真が注目されている。シュウさんは武漢市がロックダウンを開始した1月頃から自宅に籠り、約5か月で体重が102キロも増加。同病院に助けを求めたのだった。
もともとインターネットカフェで働いていたシュウさんは身長175センチ、体重が178キロと肥満体で、これまでもいくつかの病院で診察を受けていた。
シュウさんの容態が悪化したのは先月31日のことで、約280キロの体重にシュウさんの身体が悲鳴をあげ、呼吸を整えないと話ができなくなっていた。また横になることができず、一日のほとんどを椅子に座ったまま過ごしていた。
シュウさんはその日、武漢大学中南医院の肥満外科のリー・チェン医師(Li Zhen)に連絡し「身体がだるく、動くことが困難な状態だ。48時間眠っていない。なんとか助けて欲しい」と懇願した。
電話を受けシュウさん宅に赴いた病院のスタッフはまず、新型コロナウイルス感染症などの検査をし、翌6月1日早朝にシュウさんを病院へと搬送した。シュウさんを病院のベッドまで運ぶために、6人の警備員と4人の病院スタッフの計10人が狩り出された。シュウさんは呼吸器機能障害と心不全を起こしており、非常に危険な状態だったという。
リー医師はシュウさんについて次のように述べた。
「シュウさんは集中治療室にて監視が続けられましたが、11日には容態が安定し、一般病棟に移ることができました。シュウさんは遺伝性肥満と、ホルモンの分泌異常などによって起こる内分泌性肥満症を患っており、自宅待機中の不健康な生活により肥満がさらに悪化してしまったと思われます。」
「シュウさんには今後、胃のバイパス手術を行う予定です。しかし最初の3か月で約23キロ(50ポンド)以上の減量をすることが、手術を安全に行うための最低条件になりますね。食事や運動療法に取り組むなど、シュウさんの入院はしばらく続くことになるでしょう。」
なおシュウさんの写真はSNSで拡散しており、「1か月で20キロも増えたってことだよね。何を食べていたんだろう」「家族は何をしていたのかな」「これは精神的な病気でもあると思うよ」「手術は避けたいね。やはり運動しなきゃね」「もっと早い時点で治療できなかったのかな」といったコメントがあがっている。
画像は『存满娱乐网 2020年6月12日付「26岁,1.75米,278公斤!江城“第一胖”实在受不了,发出求救」(娜娜科你聊趣事)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
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