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【海外発!Breaking News】湖で友人と泳いでいた男性、ワニに水中に引きずりこまれる(印)<動画あり>

TechinsightJapan / 2020年6月19日 5時45分

【海外発!Breaking News】湖で友人と泳いでいた男性、ワニに水中に引きずりこまれる(印)<動画あり>

インドの湖で泳いでいた男性が、ワニに突然襲われて水中に引きずりこまれる様子が撮影された。男性は一緒に泳いでいた友人に助けられ九死に一生を得たが、襲われた瞬間は“死”を覚悟したという。

インドのマディヤ・プラデーシュ州ボパールにあるカリアソット・ダムの浅瀬で今月9日、友人と泳いでいたアミット・ジャタヴァさん(Amit Jatav、30)がワニに襲われた。この時の様子は動画に収められ、『ARY News』『Times of India』などが伝えて拡散している。

動画では、2人が水面から顔を出して話していると、アミットさんが水中から何かに突き上げられるようにして叫ぶ姿が映し出される。するとその直後、もがくようにして水面から片手を出し、水の中に消えて行ってしまう。

ロックダウンで退屈だったアミットさんはこの日、ガジェンドラ・ヤーダヴさん(Gajendra Yadav)と一緒に湖に行き、浅瀬で泳ぎながら動画撮影をしていたそうだ。

アミットさんは突然襲われた時のことを、「ワニが太腿にガブリと噛みつくのを感じ、水中に引きずりこまれました。私は『これで終わりだ。死ぬんだ』と思いました。ガジェンドラがいなかったら、私は間違いなくワニに殺されていたでしょう」と溜め息交じりに語っている。

一方のガジェンドラさんは「友人を助けたい一心で無我夢中だった」と述べ、こう明かした。

「あの瞬間、アミットがワニに襲われたと分かりました。ワニは水深約1.8メートル(6フィート)あたりまで潜ると、さらに深い場所に進もうとしました。私は咄嗟に自撮り棒を掴むとワニのあとを追い、目をつぶったまま深く潜っていきました。すると自撮り棒がワニの鱗のようなものに触れたのが分かったので、尖った先端部分でワニの身体を思いきり突き刺したのです。幸いなことに、ワニはアミットの脚を放すと泳ぎ去っていきました。」

ガジェンドラさんはその後、アミットさんを岸まで引きあげ救急車を呼んだ。アミットさんの右太腿はワニに肉片を噛み切られており、病院で30針を縫ったそうだ。アミットさんは「母にワニに襲われたことを話したら、ガジェンドラがいてくれなかったらどうなっていたことか…とショックで泣き始めてしまったんですよ」と、命の恩人に感謝してもしきれないといった様子で語っている。

ボパール地区では、2011年6月に17歳の少年が友人と泳いでいてワニに襲われ死亡、2014年9月にはカリアソット・ダムで魚釣りをしていた46歳の男性がワニに襲われている。ボパール森林局長は「ケルワ(Kerwa)や、カリアソット・ダムでの遊泳は禁止されており、『遊泳禁止』の看板も立てられています。今後は『ワニに注意』という看板を新たに設置する必要があるでしょう」と述べている。

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