【海外発!Breaking News】男性器切断から23時間経過も再建手術が成功 機能回復した34歳(英)
TechinsightJapan / 2020年7月4日 5時45分
イギリスの病院で、切断されてから23時間後に吻合された男性器の再建手術が成功した。男性は自ら局部を切断しており、受傷から吻合までの経過時間としてはこれまでで最長のケースとして注目されている。
英バーミンガムのクイーン・エリザベス病院で、自分で局部を切断した男性の性器再建手術が行われ、約6週間後には勃起機能が回復していたことが症例報告サイト『BMJ Case Reports』で明らかにされた。男性は34歳で、受傷から吻合まで23時間を要しており、経過時間(虚血時間)としては最長のケースとなった。
『New York Post』によると、男性は妄想型統合失調症を患っており、自殺を図ろうとして局部切断などの自傷行為に及んだという。男性が発見されたのは15時間後で、緊急搬送された病院ではまず命を救うために他の怪我の治療が優先され、陰茎の動脈血流が回復するまでに8時間を要した。
性器再建手術はマイクロサージャリー(微小外科)に精通した泌尿器科医と形成外科医によって行われ、神経や微血管を吻合し、尿道などが繋がれた。英国営医療サービス(NHS)の基幹病院である「ユニバーシティ・ホスピタルズ・バーミンガム(University Hospitals Birmingham、以下UHB)」の医師によると、患部は合併症として皮膚の壊死が認められたものの、壊死組織を除去する手術や皮膚移植により、約6週間後には完全な勃起機能の回復に至ったという。
手術の成功を受けてUHBの医師は「経過時間が長くなると手術の成功率も下がるが、どんなに時間が経っていても手術をすることを推奨する」と述べ、十分な専門知識と経験を持つ医師が積極的に手術を行うよう勧めている。
なお『ScienceAlert』によると、これまでの陰茎切断後の経過時間の最長記録は、割礼の儀式により性器を切断されたサウジアラビアの4歳の男児で18時間だという。
画像は『The Guardian 2011年5月18日付「University Hospitals Birmingham NHS Foundation Trust」(Photograph: Edward Moss Photography)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
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