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【海外発!Breaking News】親知らずを抜いた男性、出血止まらずQ&Aサイトに投稿するも抜歯から2週間後に死亡(中国)

TechinsightJapan / 2020年7月9日 5時45分

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中国に住む男性が親知らずを抜歯した後に出血が止まらず、2週間後に死亡してしまった。男性は抜歯後に出血が止まらないことを心配していたが、死の危険に晒されていたとは微塵たりとも思っていなかったようだ。『The Sun』『腾讯网』などが伝えている。

中国・湖南省長沙市にある歯科医院で親知らずを抜歯したリウ・グオファンさん(26)が、その2週間後に亡くなってしまった。

グオファンさんは今年5月25日に親知らずを抜いた後、なかなか出血が止まらずに悩んでいたようだ。抜歯から5日後の5月30日、中国のQ&Aサイト『知乎』に「親知らずを抜いた後に出血が止まらないのは普通のことなのか?」といった質問を投稿していた。

この質問と一緒にいくつかの写真を添えていたが、中には血だらけになった布団の写真もあった。グオファンさんは寝ている間も抜歯した箇所から少しずつだが出血が止まらないため、布団を血で汚してしまうと明かしていた。そして翌日には抜歯した箇所を更に縫合してもらうため、再度歯科医院を訪れている。

そして抜歯から10日が経った先月4日に体調が優れないため、グオファンさんは車で病院へ向かおうとした。しかしあまりの体調の悪さに運転を続けることができず、路上にしてしまったようだ。幸いにも警察が発見し、グオファンさんを病院へと連れて行った。

グオファンさんは発熱があり、白血球増加が見られたことから感染症にかかっていることを視野に入れ、入院することになった。だが6日には集中治療室に移され、8日に突然昏睡状態に陥り、翌9日に息を引き取ってしまった。

病院の記録によると、死因は敗血症と脳ヘルニアによるものという。さらにグオファンさんは、急性骨髄性白血病に罹患していた可能性があったようだ。

しかしグオファンさんの姉のリウ・フーアンさんは「弟は昨年に盲腸の手術を受けており、その際に大きな出血は見られず、白血病と診断されたこともなかった」と話している。

またフーアンさんは、グオファンさんが亡くなった原因は彼の親知らずを抜歯した歯科医院にあると見ており、次のように語った。

「私達家族は歯科医院で何らかの間違いがあったと思っています。弟は出血が止まらない状態について歯科医に相談しましたが、彼らはそれを真摯に受け止めることもなく適切なアドバイスをすることもありませんでした。結果として弟は治療を受ける機会を逃してしまったのです。」

フーアンさんら家族は、既に医療調停委員会へこの歯科医院を提訴したという。

画像は『The Sun 2020年7月7日付「BLEEDING OUT Patient died unaware he was slowly bleeding to death ‘after having wisdom teeth removed two weeks earlier’」(Credit: AsiaWire)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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