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【海外発!Breaking News】蟻の巣の近くに遺棄された新生児、蟻に襲われて死亡か(メキシコ)

TechinsightJapan / 2020年7月22日 21時0分

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メキシコのグアナフアト州で今月18日、産まれたばかりの赤ちゃんが空き地に遺棄されているのをパトロール中の警察官が発見した。赤ちゃんには虐待の痕などは見られなかったが、身体には数百匹の蟻が群がっており、病院に緊急搬送された。

メキシコシティ北西部に位置するグアナフアト州レオンで18日深夜、産まれたばかりの女児が遺棄されているのが発見された。女児は緑色のおくるみを着て、黄色のブランケットでくるまれており、足首には病院で装着されたと思われるタグが巻かれたままだった。

メキシコ公安省によると、発見当時の女児はまだ息をしており、遺棄されていた場所のすぐ隣には蟻の巣があったそうだ。女児の身体には数百匹の蟻が群がっており、警察官らは蟻を払い落としてから病院に搬送した。しかし翌19日に女児は死亡、地元警察は病院の記録などをもとに母親らの捜索を進めている。

地元メディア『La Silla Rota』によると、女児を襲った蟻は敵から身を守るために毒腺からギ酸(蟻酸)を吹きかけるという。ギ酸の溶液や蒸気が皮膚に付着すると、炎症や壊疽を起こしたり失明することもあるそうで、女児は蟻に襲われたことが致命傷になった可能性が高いようだ。

事件の詳細は明らかにされていないが、近隣住民の1人は「こんな残酷なことをするなんて、どうかしているよ。この辺は静かで、事件とは全く無縁だったのに、本当に恐ろしいね」と話している。

ちなみに今年5月にはインドで赤ちゃんが乾いた泥の中に生き埋めにされているのが、また2018年にはグアテマラで汚物まみれのトイレに捨てられた生後20日の女児が発見されたが、2人とも救出されていた。

画像は『Mirror 2020年7月20日付「Abandoned newborn baby bitten by hundreds of ants dies of her injuries」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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