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【海外発!Breaking News】保護した野良犬、居間で15匹の子犬を産む 分娩は11時間(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2020年8月15日 6時45分

【海外発!Breaking News】保護した野良犬、居間で15匹の子犬を産む 分娩は11時間(米)<動画あり>

米アラバマ州で保護された野良犬が、1週間後に15匹の子犬を産んだ。「一度の出産で最も多くの子犬を産んだ犬」のギネス記録は24匹だが、保護した女性は「まさか15匹も産むなんて!」と驚きの声をあげている。『Bored Panda』『The Dodo』などが伝えた。

米アラバマ州カルホーン郡アニストン在住のステファニー・ファイクスさん(Stephanie Fikes、28)は先月19日、友人宅に向かう途中のスーパーの駐車場で大きなお腹の犬を見つけた。それはピットブルのミックス犬で、妊娠していたが身体はガリガリでお腹を空かせ、照りつける太陽で喉が渇き、いかにも辛そうだった。

ステファニーさんはどうしてもその犬を放っておくことができず、自分の車に乗せると目的地であったベストフレンドのジャスティン・リッチーさん(Justin Richie、28)の自宅に連れて行った。そして体調の悪そうなメス犬に餌と水を与え、涼しい場所で休ませると翌日には2人で獣医のもとを訪ねた。

ステファニーさんは、その日のことをこう振り返る。

「獣医にはまずマイクロチップがないかどうかを調べてもらったけど、見つからなかったの。その後、耳の中に寄生していた約20匹のダニをキレイに取ってもらって、ノミを駆除するためにお風呂にも入れたのよ。獣医には『分娩はあと5分で始まるかもしれないし、5日後かもしれない。ただ母体は健康だよ』と言われ、赤ちゃんがいつ生まれても大丈夫なようにジャスティンの家で準備を始めたの。その犬には“リル・ママ(Lil’ Mama)”と名前を付けたわ。」

こうして保護してから1週間後の26日午後8時頃、居間でジャスティンさんと映画を見ているとリル・ママの分娩が始まった。

「ちょうどリル・ママのそばにいて、身体を撫でていたの。そうしたら小さな赤ちゃんが生まれたのよ」とステファニーさん。リル・ママの分娩は翌朝7時まで続いたそうで、「その日はジャスティンの誕生日だったんだけど、『いったい何匹生まれるか』をジャスティンと予想しながら見守ったわ。私は8匹で、彼は10匹。でも結局は15匹という信じられない数で、分娩が終わった頃には私もジャスティンも疲れ切ってしまったの。ただ子犬たちは健康でホッとしたわ」と明かした。

こうして15匹の面倒を見ることになった2人は、子犬たちがしっかり栄養を摂ることができるようにと哺乳瓶でミルクを与え、Instagramにリル・ママのアカウントを開設。クラウドファンディングサイト「GoFundMe」で寄付を募り、子犬を引き取ってくれる人たちの募集も始めた。責任をもって世話をしてくれる人を優先しているそうで、引き渡す前にしっかりと躾をし、1回目の予防接種も済ませる予定だという。

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