【エンタがビタミン♪】堀ちえみ『24時間テレビ』歌声披露を前に恩師が急逝 「先生が仰った言葉を心に抱いて」本番のステージへ

歌手でタレントの堀ちえみ（53）が、長く歌唱指導を受けていたボイストレーナーが急逝したことをブログに報告した。2019年2月にステージ4の舌がん（左舌扁平上皮がん）、4月に食道がんの手術を受けた後も、変わることなく熱心な指導を続けてくれていたという。

ゴスペル/ソウルシンガーの松谷麗王（まつや れお）さんが8月7日、心筋梗塞により51歳という若さで亡くなった。松谷さんのFacebookには妻の希和さんからお世話になった方々へのあいさつ文が掲載されており、誰もが「信じられない」「嘘でしょう」と驚きの声をあげている。それほど急な旅立ちであったのだ。

堀ちえみは8月8日のブログで「昨日はかなりショックな事があり、まだ少し混乱している状態です」「乗り越えなければならないこと。でもあまりに急すぎて…」と綴っていたが、何があったのか具体的な記述はなかった。そして13日、35周年記念ライブ（2017年3月）の前から歌唱指導を受けていた松谷麗王さんが亡くなったことを報告。堀が舌がんの手術を受けてから、どのように指導した良いのかを研究していたという松谷さん。堀が再びマイクを握り、ステージで歌うことを誰よりも楽しみにしていたという。堀は「まるでご自分の夢でもあるかのような、とても心のこもった熱いご指導だった」とボイストレーニングの時間を振り返っている。

だが何よりも心残りなのは、22日～23日に放送される『24時間テレビ43』（日本テレビ系）の生放送で自分が歌う姿を松谷さんに見てもらえなかったことだ。来週から堀の舌がんの手術後初めてのステージに向けて、最後の調整に入る予定でもあった。コロナ禍でのボイストレーニングはリモートで行われており、先週の火曜日にも松谷さんから指導を受け、最後はいつものように手を振ってくれたそうだ。この日のブログには「先生が最後のレッスンで仰った言葉“今のこの状況に感謝して歌う”を心に抱いて、これからもずっと歌を歌っていけるよう、前を向いて行きたいと思って居ります」と、松谷さんの言葉を胸に歌手として歩んでいくことを述べている。

コメント欄には「24時間テレビでは天国の先生に届くようなステキな歌声を聴かせて下さいね。私たちも楽しみに、そして先生が一番楽しみにしておられたと思うので」「先生、ちえみさんの24時間テレビ見守ってくれてますよ」「どうか乗り越えて、がんばって欲しいです。ちえみちゃんは強い人だから信じてます」「24時間テレビ、40周年ライブも絶対に！　今は前を向きましょう」と『24時間テレビ43』の本番のステージに向けての激励が多数届いていた。
（TechinsightJapan編集部　みやび）