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【海外発!Breaking News】なぜそんなところに? ウォータースライダーを支えるパイプにはまり男性死亡(米)

TechinsightJapan / 2020年8月24日 6時45分

【海外発!Breaking News】なぜそんなところに? ウォータースライダーを支えるパイプにはまり男性死亡(米)

米アリゾナ州スコッツデールの施設「エルドラド・アクアティック&フィットネスセンター(Eldorado Aquatic & Fitness Center)」で、営業時間外に忍び込んだ男性がウォータースライダーを支えるパイプ内にはまり、身動きが取れなくなる事故が発生した。パイプの構造ゆえに男性の発見には時間を要し、救出された時にはすでに亡くなっていたという。『Metro』『The Sun US』などが伝えている。

今月17日午前0時半ごろ、「エルドラド・アクアティック&フィットネスセンター」の付近をパトロール中だった警察官は、男性の助けを求める小さな声に気付いた。しかしその声がどこから聞こえてくるのか分からなかった。

それもそのはず、男性がいた場所は広大な屋外施設に設置されたウォータースライダーを支えるパイブの中からだったのだ。

いくら男性が助けを求めようとも、その叫び声はパイプによってメガホンのように反響されてしまい、男性の発見を困難なものにしていた。

結局、彼の居場所の特定には1時間以上を要し、到着したレスキュー隊は男性とコミュニケーションを取りつつ救出を開始したものの、午前2時ごろに男性からの反応が途絶え、確認できなくなったという。

男性の救出にはウォータースライダーを解体するしかなく、午前7時になって男性の身体がパイプから解き放たれた。実際に男性がどのくらい前からそこにいたのかは不明とのことだ。

男性の身体はパイプの下から約1.2メートル(4フィート)の場所で発見され、残念ながらすでに息絶えていた。男性の身元は後にライアン・ケリーさん(RYAN Kelly、32)と判明している。遺体は検死中で、今のところ明確な死因は発表されていない。

捜査官はライアンさんがセキュリティーフェンスをよじ登って忍び込み、事故直前までプールで泳ぐなどしていたと見ているようだ。

スコッツデール警察署のケビン・ワッツ巡査部長(Sgt Kevin Watts)はライアンさんがどのようにパイプにはまってしまったかについて、『KPNX』にこう話している。

「パイプの中に入るのは簡単なことじゃないんだ。」
「あのパイプは円状のスライダーの上部構造を支えるメインの支柱パイプで、中に入り込むのにパイプに登らねばならなかったし、そこから下っていくのにも一苦労だ。」
「パイプのせいで彼の声が反響してしまってね、それが彼の居場所を特定するのを難しくしてしまったんだ。」

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