【海外発!Breaking News】106キロの女性から50キロの卵巣腫瘍を摘出 「世界一の大きさでは?」と医師(印)
TechinsightJapan / 2020年8月24日 5時45分
インドのニューデリーに暮らす52歳の女性から今月18日、50キロの卵巣腫瘍が摘出された。手術前の女性は106キロで、体重の約半分が腫瘍だったことになり、医師らは「卵巣腫瘍としては世界一の大きさでは?」と驚愕している。『Hindustan Times』『NDTV』などが伝えた。
インド、デリー最大の病院「インドラプラスタ・アポロ・ホスピタル」で今月18日、ナーマラさん(Nirmala、52)の卵巣腫瘍の摘出手術が行われた。ナーマラさんはここ数か月で体重が106キロまで増加し、呼吸困難や下腹部の痛みを訴えて地元の病院を訪れ、「インドラプラスタ・アポロ・ホスピタル」を紹介された。手術前は歩くことや熟睡もできない状態だったという。
摘出手術を行った外科医のアルン・プラサード氏は、ナーマラさんの症状や手術について次のように語っている。
「巨大な卵巣の腫瘍が腸を圧迫し、酷い胃痛に苦しんでいたようです。また食べ物をうまく消化できず、貧血でヘモグロビン値が通常の半分にまで下がっていたため、手術中だけでなく、手術の前後にも輸血が不可欠でした。多臓器不全を起こすことが心配されたので、早急な手術となりました。」
「腹腔鏡手術を行うには腫瘍が大きすぎるため、当日は消化器科、婦人科、麻酔科がチームを作り、従来の方法が取られました。手術は成功し、順調に回復しています。」
なおナーマラさんの腫瘍は良性で合併症もなく、22日には退院している。約3時間半の手術で、106キロだったナーマラさんの体重は56キロに減少しており、アルン医師はこう明かした。
「2017年にインド南部のタミル・ナードゥ州で、34キロの卵巣腫瘍が摘出されていますが、50キロの卵巣腫瘍というのは聞いたことがありません。これは世界一の大きさなのではないでしょうか。」
ちなみに2017年にはアメリカで、「ただのデブ」と15年も言われ続けた男性の下腹部から60キロの腫瘍が摘出されている。
画像は『Mirror 2020年8月22日付「Huge ovarian tumour weighing almost 8 stone removed from 52-year-old woman」(Image: supplied)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
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