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【海外発!Breaking News】がんの姉に最期まで寄り添った愛犬、引き取った妹が「癒され、強い絆を感じる」と綴る

TechinsightJapan / 2020年9月5日 21時40分

【海外発!Breaking News】がんの姉に最期まで寄り添った愛犬、引き取った妹が「癒され、強い絆を感じる」と綴る

番犬、癒し、寂しいから、ベストフレンドだから…などペットを飼う理由は様々だが、ペットが家族以上に自分の良き理解者となることがある。がんで亡くなった姉の愛犬を引き取った女性が先月24日、姉への想いや愛犬との絆について「ヒューマンズ・オブ・ニューヨーク(Humans of New York)」のFacebookで明かした。『Bored Panda』などが伝えている。

がんで亡くなった姉の愛犬と暮らし始めて2年が経過した女性が、姉との最期の日々を振り返り「ヒューマンズ・オブ・ニューヨーク(Humans of New York)」に思いの丈を綴った。女性の投稿は多くの人の共感を呼び、たくさんのメッセージが寄せられている。

女性の投稿は、以下の通りだ。

「私と姉のジェニーは1歳半しか違わないの。それで姉は時々、押しが強くて自信に満ちた私のことを『あなたのほうがお姉さんみたいね』って言ってたわ。ジェニーが病気になってからの2年間は特にそうだった。私は『姉を幸せにしなきゃ』って責任を感じていたし、姉には最期まで目一杯生きて欲しかった。それで姉にこう提案したの。『死ぬまでに自分がやりたいことを書き出すバケットリストを作ってみたら』とね。」



「リストの内容はジェニーが考えて、彼女が望むように乗馬をして、ハワイの滝に行って泳いだわ。でも『タイに行きたい』という願いが叶うことはなかった。もしかしたら私の押しが強すぎたのかもしれないし、ジェニーは一人の時間が欲しかったのかもしれない。ただ私は『ジェニーにリストにある全てのことを経験させたい』と思っていたの。」

「姉の願いの一つは犬を飼うことだった。でも姉はいつも何らかの理由をつけて先延ばしにしていたわ。ただ化学療法が効かないって分かった時、母と私で『これ以上は待てない。今すぐ犬を飼おう』と決めたの。」

「その後、お試しで2晩だけ犬が泊まりに来てね。ジェニーは“ジェット(Jet)”と名付けて可愛がったわ。そしてジェットもジェニーの後を追って離れなかった。相思相愛だったのよ。」

「姉の病が進行して動けなくなると、ジェットはずっと姉のそばに寄り添っていたわ。ジェットがベッドを離れるのはトイレの時だけだった。今振り返れば、あの時姉の死期はすぐそこまで迫っていたの。その後は驚くほどあっという間だった。最期の数日はもう話すこともできなくなって、私が『愛してる』というと姉は私の手を3回ギュッと握ってくれたの。私は姉に『ジェットのことは私たちに任せてね』と誓ったわ。」

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