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【海外発!Breaking News】「魂は焼けていない」4歳で身体の95%に火傷を負った21歳男性  いじめや拒食症を克服し医学の道に(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2020年9月14日 21時0分

「家族は私をリハビリに連れて行き、医師のもとに何度も通って支えてくれましたが、ティーンエイジャーになった私は家族に感謝することもせず、心を閉ざしました。でもある時、『自分を痛めつけることは、家族を傷つけていることと一緒だ』と自分の身勝手さに気づいたのです。きっかけは姉のリアと一緒に2012年に参加した、火傷を負ったサバイバーのためのキャンプでした。年に一度開催されるそのキャンプに参加するようになった私は、少しずつ自信を取り戻し、こう思うようになったのです。『もう自殺を考えるのは止めよう。人生を悲観してばかりの自分を変えなくてはいけない。自分は生きなくてはいけない。火傷で人生が終わったわけではない。火傷は私の人生の始まりだったんだ』とね。」

「それからの私は現実から逃避することを止めて全てを受け入れ、『私が生き残ったのには理由があるに違いない。今、自分に何ができるのかを考えよう』と思ったのです。」



ジョンさんは「苦境を脱した自分なら、同じように苦しんでいる人々に自信や希望を与えることができる」と、数年前から難病などで苦しむ人々の生活の質の改善などに取り組む団体「Courageous Faces Foundation」のアンバサダーをしている。「苦しい時に、自分がそばにいて力になってあげたいと思うのです。自分には必要な時にそんな友達はいませんでしたが、寄り添ってあげることが救いになるとわかっていますから」と語るジョンさん。現在は超音波検査士になるためにメディカルスクールに通っており、順調にいけば2023年には卒業できるそうで、夢や理想についてこのように明かした。

「病院での経験を活かせる仕事に就くのはずっと夢だったのです。私の皮膚は研究所で培養されたもので、これまで100回以上も手術を受けていますからね。」

「外見が人と違うからといって、不幸にならなければならないなんて間違っています。火傷をしたからって隠れる必要はないのです。だって人間は誰もがユニークで美しいはずだから。私は身体に火傷を負ったけど、魂まで焼けてはいないのです。そして火傷のサバイバーである前に、1人の誇りある人間です。私は自分に自信を持ち、人との出会いのチャンスを広げ、より強い人間に生まれ変わったのです。」



ちなみに21歳になったジョンさんはお酒を飲むことが可能になり、友達と集まってワイワイ騒いだり、冗談を言って人を笑わせることが大好きだそうで、最近のInstagramにこんなふうに綴っている。

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