【海外発!Breaking News】大容量の水のボトルにはまった子猫 消防隊員に救出される(インドネシア)<動画あり>
TechinsightJapan / 2020年9月9日 21時0分
インドネシアのジャカルタで今月3日、捨てられていた大容量の水のボトルに子猫がすっぽりはまったまま抜けなくなっているのを地元の男性が発見した。子猫は注ぎ口の穴から頭だけ出した状態でぐったりしており、男性は地元の消防署に駆け込み助けを求めた。
子猫の救助にあたったのは西ジャカルタ消防署の職員で、男性から託された子猫を楽にするためにまず、ボトルの底の部分を切削工具で切り取った。インドネシアでは飲み水を「ガロン」と呼ばれるミネラルウォーターのボトルに頼っており、子猫は捨てられていたボトルにはまってぐったりとしていたという。
消防署長のエコ・スマルノさん(Eko Sumarno)は「男性は『自分で子猫を救助しようとも思ったのですが、子猫を傷つける可能性があるので』と言って、我々に助けを求めてきました」と明かし、救助の様子をこう振り返った。
「子猫がやって来た時は、息をするのも苦しそうでした。ボトルの底の部分を取り除いたのは『子猫が楽に呼吸できるように』との配慮からです。その後は、子猫の身体を万が一切ってしまうことがないように注ぎ口の部分にスプーンの柄の部分を挿入し、小さな電動工具を使って慎重に切り込みを入れました。救出には約30分を要しました。」
こうして子猫は、男性と消防隊員の見事なチームワークにより無事救出された。さらに嬉しいことに、第一発見者である男性がこの子猫を引き取ることになり、子猫にとってはこれ以上ないハッピーエンドとなったようだ。
なお消防署では、猫が不自然な形でボトルにはまっていることから誰かにいたずらされたことも十分考えられるとして、SNSなどで情報提供を呼びかけている。
ちなみに今年5月にはイギリスで、好奇心旺盛のキツネがタイヤから頭が抜けなくなっているところを保護され救助されている。また2019年2月にはドイツで、マンホールの蓋にハマったドブネズミを7人の消防士が救助しており、害獣として忌み嫌われるドブネズミを助けた消防士に称賛の声があがった。
画像は『LADbible 2020年9月4日付「Firefighters Rescue Adorable Kitten Trapped In Discarded Bottle」(Credit: ViralPress)』『iNews.id 2020年9月4日付「Damkar Jakarta Barat Selamatkan Kucing Terjebak di Galon」(Foto: SINDOnews/Yan Yusuf)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
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