【海外発!Breaking News】上唇が裂けて生まれてきた2歳児 同じ病気の子犬とベストフレンドに(米)
TechinsightJapan / 2020年9月13日 21時0分
このほどアメリカにて、先天性異常を持って生まれた2歳の男児がアニマルシェルターを通じて同じ病気を持つ子犬と仲良くなり、家族として迎え入れ一緒に暮らすことになった。出会うや否やすぐさま惹かれ合い、仲良くじゃれ合う彼らの幸せそうな姿にシェルター従業員たちは涙したという。『Washington Post』『LADbible』などが伝えている。
米ミシガン州ジャクソンに住むブランドン・ボイヤーズさん(Brandon Boyers、27)の2歳になる息子ベントレー君(Bentley)は、アメリカで2800人に1人の確率で出現する先天性形態異常「口唇裂」を持って生まれてきた。 口唇裂は母親の胎内で閉じるべき唇部分が裂けたままに生まれてくる先天異常で、ベントレー君は生後5か月からこれまでに2度ほど手術を受けたという。 そんなベントレー君に、同じ病気を持つ仲間が現れた。
ある日、家族で経営する小さな農場を拡大しようと鶏を探しにアニマルシェルターに足を運んだブランドンさんは、そこで息子と同じ口唇裂の子犬がいるのを見つけた。ブランドンさんは当時のことをこのように明かしている。
「正直、かなり衝撃だったよ。これまでに口唇裂の犬を見たことがなかったからね。」
そしてブランドンさんは妻アシュリーさん(Ashley、23)にFaceTimeでその子犬を見せた。するとアシュリーさんは「すぐにその子を引き取って! 今日にでも連れて帰ってきてちょうだい」とブランドンさんに伝えたという。
のちに“レイシー(Lacey)”と名付けられたこの生後2か月のメス犬は、ミシガン州から1000マイル(約1600キロ)以上離れたミシシッピ州よりジャクソン郡アニマルシェルターに約1週間前、他の24匹と共に移動してきた。レイシーはその容貌のせいか、引き取り手がないまま最後の1匹になっていた。
ブランドンさんはすぐにでも引き取りたいとシェルターに申し出たが、レイシーは2日後に最後の獣医検診が控えており、残念ながらその日のうちに連れて帰ることは叶わなかった。しかし一刻もこの子犬を息子に会わせたかったアシュリーさんは翌日、ベントレー君を連れてレイシーのもとを訪れたのだった。 アシュリーさんはその時の様子をこう振り返っている。
「彼らはすぐにお互いに夢中になり、意気投合したようでした。」
「ベントレーがレイシーを腕に抱いて引き寄せると、皆がその光景に涙したんです。」
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